生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係…など様々な読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。

<読者の悩み>

夫を好きになってくれない実母に苛立ちます。

Q. 私は30代後半での晩婚です。夫は、収入や学歴などのスペックに目がいきがちだった若いころなら結婚していなかったであろう相手ですが、人間としての魅力に惹かれ、今は子どもも生まれて幸せな生活を送っています

 ただ、私の母は婚約当初からあまり嬉しい顔をしておらず、離れて暮らすので時々電話もしますが、夫に代わろうとすると何かしら理由をつけて必ず切ります。誕生日のお祝いも一度もありません。夫も気まずいのか、帰省する時は「母娘でゆっくりしてきて」と自分は東京に残ります。

 母はずっと専業主婦だったせいか、私の結婚相手には経済力のある人を望んでいたのだと思います。でも、私はフルタイムで働いているので、夫に経済力を求めていないと話しても、そういう話になるとすぐに席を立ってきちんと向き合ってくれません。

 はっきり嫌いとは言わないまでも、何年も夫によそよそしくしている母に腹が立ちますし、逆に夫はそんな母のことを悪く言わず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。この状況から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?

 (40代女性・子どもは2歳)

回答者: 麻生マリ子さん(家族心理ジャーナリスト)

 まず前提として、お母様の価値観が変わるのはなかなか難しいと考えてください。年代によって女性の生き方には大きく変遷があり、そのギャップにより母娘が分かり合えない部分はどうしても出てきます。専業主婦がほぼスタンダードな時代に生きたお母様からしたら、「結婚しているのにどうして働いているの?」と思っているでしょうし、そんな娘が選んだ相手を理解し、受け入れることができないのでしょう。その前提を踏まえた上で、お母様が変わるきっかけがあるとしたら、ターニングポイントは2つあります

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麻生マリ子
麻生マリ子 母娘問題研究家
女性たちの抱える生きづらさの背景として、母娘関係に着目。池内ひろ美(夫婦・家族問題評論家)の提唱する“母の呪い”をともに支持し、著す。10年間に渡る取材・著述活動を経て、現在は母娘問題・家族をテーマに研究、著作。また新聞や雑誌、WEB媒体などへ寄稿、コメント提供を行う。1977年、福岡県生まれ。自身も娘を持つ母である。
ブログ:http://ameblo.jp/asomariko/ Facebookページ:https://www.facebook.com/asomrk/
Twitter:https://twitter.com/asomariko/ WEBサイト:http://asomariko.net/

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