生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係…など様々な読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。

<読者の悩み>

小学1年生の娘が、早くも中学受験に興味を持っています。

Q.   この4月から娘が小学校に入学します。娘は生き物が大好き。昨年、いとこのお姉ちゃんが通う女子御三家の中学校の文化祭に連れていったところ、生物部の展示でウーパールーパーや亀に釘付けに。特に、イカを解剖するデモンストレーションは、一番前で食い入るように見ていました。

 その後、「私、この中学校に行って、生物部に入る!」と言い出したので、「そのためには入学試験というテストに合格しなくてはいけないよ」と教えてあげると、がぜんやる気に。調べてみると、中学受験塾では1年生からのクラスもあるようです。

 うちの子のように勉強が好きそうなタイプの場合、1年生から塾に通わせるのもよいかな、と思いますが、プロの目から見たらどう思われますか? ちなみに私は東京出身で、都内の私立中高一貫の女子校で学びました。地方の公立中高から東京の国立大学に進学した夫からは、「え~、塾はまだ早いんじゃないの?」と言われてしまいました。

 (36歳女性、子どもは6歳)

回答者: 安浪京子さん(中学受験専門カウンセラー)

 お子さんが生き物に興味を持っているのは、とてもいいことですね。子どもの興味・関心を広げ、深めてくれる環境を用意してあげたいという気持ちは、非常によく分かります。さて、小学校入学前から女子御三家の文化祭へ連れていくという時点で、難関中学の受験に挑戦させたいという親の気持ちが表れているのを感じます。実際、親がある程度レールを敷くことで、中学受験が始まるご家庭が非常に多いのも事実です。

 でも、その前にもっと大事なことがあります。

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