生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係……などさまざまな読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。今回は、日経DUALの人気連載「イクメンハック!」でおなじみ、ファイナンシャル・プランナーの山崎俊輔さんが読者の悩みにお答えします。

<読者の悩み>

老後に夫婦でビジネスをやるという夢があります。老後資金はどれくらい必要?

Q. 昨年、一般企業を退職して地元のNPOに転職。現在は扶養の範囲内で働いています。もともと私が地域に関わる仕事に興味があったことや、夫婦二人で時間に追われて子育てをおろそかにするより、私が仕事を減らして家事育児を優先しようという考えから転職という決断に至りました。

 気になるのは今後のお金についてです。子どもは二人とも中学受験させたいと考えています。投資にも挑戦したいです。また、住宅ローンがありますが、夫婦の方針として「借金はなるべく早く返したい」。できれば50歳くらいで家の建て替えもしたいです。そのためには老後資金も含め、どれくらい必要なのか具体的にメドをつけておきたいです。

 ご参考までに、現在の家計の状況は夫の年収が1500万円。貯蓄ペースは毎月8万円程度で、ボーナスから年間350万円程度貯金に回し、1000万円ほどたまっています。クルマも持たず、ゴルフもせず、旅行も人並みですが、唯一気になる出費は月10万円程度かけている食費です。

 「いつか地域に根を張ったビジネスを始めてみたい」という話も夫との間で持ち上がっています。夫には正社員として働けるうちは働いてもらい、私が人脈を広げて、将来はビルを建てて地域のコミュニティーの発信地にするという夢があります。まだ考え始めたばかりで具体的な計画はないのですが、こちらについてもアドバイスをいただければ幸いです。

 (首都圏在住、40歳女性)

回答者:山崎俊輔さん(ファイナンシャル・プランナー)

 これからの時代、夫婦共働きであることは理想ですが、家族との時間をつくるために共働き正社員を辞めるのも一つの選択肢です。単に辞めてしまうのではなく、地域で興味のある仕事を見つけたのもいいことではないでしょうか。

 貯蓄のペースはかなり高く、家計に関して大きな無駄使いもなさそうです。食費が高いかもしれないとお考えのようですが、もともと世帯年収が高いことを考えれば、これくらいは許容範囲といって差し支えないと思います。ただし、年収は上がったり下がったりするもの。過信せず、引き続きためられる額をしっかりためていってもらいたいと思います。(次ページへ続く)

次ページから読める内容

  • 年間350万円の貯蓄と300万円の繰り上げ返済
  • 子ども二人の学費は貯金を取り崩す必要なし
  • 老後資金の目安は2500万円
  • 家の建て替えは「50代でローン返済のメドが立つか」で判断を
  • ビジネスの夢は「共倒れリスク」を検討して
  • 65歳すぎなら年収100万円のビジネスでもOK!

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