今回は、近年、存在感を増しているマッチング型のベビーシッターに焦点を当てます。シッター派遣型と同様に使いこなしているという読者も多いでしょう。一方で、「マッチング型はよく分からなくて……」という人もいるかもしれません。

シッター派遣型とどう違うの? メリット・デメリットは? 読者に人気のマッチング型企業の特色などを分析した他、“マッチング型初挑戦”の記者が実際に利用してみて分かったマッチングサービスの詳しい使用感を伝えます。

■2020年6月14日追記:キッズラインに登録していたシッターによる、幼い子どもへの強制わいせつ容疑での逮捕が相次ぎました。こちらの記事をご確認ください



【ベビーシッター&家事代行ランキング2019特集】
(1) ベビーシッターと家事代行 事業者選びのポイントは?
(2) 上位5社は? ベビーシッターサービスランキング
(3) シッターサービス 3~4位の評価と使用感
(4)  マッチング型ベビーシッターを使いこなす極意とは ←今回はココ
(5) 上位5社を発表! 家事代行サービスランキング
(6) 家事代行サービス 3~5位の評価と使用感

 従来のシッター派遣型は、ベビーシッターサービス企業がシッターを雇用したり契約したりし、利用者に派遣している。研修や評価制度などに力を入れて、シッターの質を維持・向上させることが可能な一方で、教育や人材管理・運営、コーディネートなどにコストがかかり、結果的に高価格にならざるを得ないという背景がある。

 一方、マッチング型は、利用者とシッターが直接やり取りをする、いわゆるC to C(Consumer To Consumer)の形態。サービス会社のサイトというプラットフォーム上で、利用者自身がシッターを選ぶなどでコストを下げている。マッチング型の登場により、ベビーシッター利用のハードルはかなり低くなったといえる。緊急時に自分でシッターを探して手配できる、外国語やピアノなど特技を持ったシッターを習い事感覚で利用できるなど多様なニーズに応えられる点が魅力だ。共働き世帯にとって、こうしたサービスの多様性はありがたい流れ。読者アンケート結果でも、マッチング型を利用している人は多かった。

 今回、編集部ではマッチング型で先行している「KIDSLINE (キッズライン)」「スマートシッター」に加えて、マッチング型だが異色の「業界初の保育士・幼稚園教諭・看護師100%」をうたって2018年1月からスタートしたばかりの新顔の「KIDSNA キズナシッター」(ネクストビート)の3社にアンケート調査を実施した。

 3社のサービス内容を比較しながら、マッチング型の特色をひもといていこう(掲載した情報は2019年2月現在のもの)。

同じマッチング型でも最低料金はさまざま

 大前提として共通しているのは、3社とも、入会金や年会費が無料という点だ。シッター派遣型では一部をのぞいてほとんどが入会金や年会費が必要なので、この点だけでも、利用者のハードルはかなり低いといえる。「一回だけ緊急に必要」「とりあえずお試ししてみたい」という利用者にも魅力だ。

<次のページからの内容>

●病児保育も受け付けている?
●シッターの質はどう担保されるの?
●登録シッターの採用率と、資格保有率は
●シッターの裁量性が最も大きいのは?
●「技あり」シッターさんをお試し
●使ってみて分かったメリットとデメリット
●マッチング型に向くのはこんな人

続きは、日経xwoman有料会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
もっと見る