日経DUALはシッター派遣型のベビーシッターサービス企業にアンケート調査を行い、独自指標で配点、1~5位までランキング化しました。前回の記事で公開した上位5社のうち、今回は3~4位の3社の評価と分析結果を見ていきます。さらに、編集部が実際に試して、使ってみて分かった詳しい使用感についてもリポートします。

また、病児保育専門という特殊性からランキング対象外としましたが、読者利用率の高かった「フローレンス」のサービス概要も紹介します。

【ベビーシッター&家事代行ランキング2019特集】
(1) ベビーシッターと家事代行 事業者選びのポイントは?
(2) 上位5社は? ベビーシッターサービスランキング
(3) シッターサービス 3~4位の評価と使用感 ←今回はココ
(4) マッチング型ベビーシッターを使いこなす極意とは
(5) 上位5社は? ベビーシッターサービスランキング
(6) 家事代行サービス 3~5位の評価と使用感

 前回の記事で見た通り、上位3社はわずかの差だった。3位となった「マザーネット」から紹介する。本文中の料金は特に記載がなければ税抜価格。

病児保育を同料金で。「サービス」項目は最高点【マザーネット】

■本社: 大阪市淀川区西中島6-1-15 アセンズ新大阪2階
■サービス対応エリア: 関東、関西、長野、札幌、名古屋、岡山、福岡など
■サービス利用者数: 非公開
■サービス提供スタッフ数: 登録は全国で800人
■一般的な利用料金: 2480円/時間(子ども1人当たり、税抜、首都圏の料金、料金はエリアにより違う。注・4月1日から2576円/時間に変更予定)
※2019年1月時点

 入会金は無料で、「マザーケアサービス会員」を選べば年会費もかからない。初期コストが不要な点はポイントが高い。非会員のスポット利用はできないが、入会金や年会費が無料なので、頻繁に利用しないかもしれない場合でも、入会すれば利用はできる。

<次のページからの内容>

●「お試し」してみて分かった、意外な使用感
●夜間の割り増し設定は何時から?
●上位になった理由は?
●子どもが保育園で急に体調を崩したら?
●食育や裁縫を教えてくれるシッター
●素早いメールのやり取りで予約完了
●“保険”にできる共済型