食器洗い自体がストレス解消になる

 「ありがとう」の言葉について、パパからはこんな回答がありました。「『ありがとう』と言われるのは、やはりうれしい」「食器洗いの度に妻から『ありがとう』を言われ続けているのが継続できている理由の一つと感じます」。「ありがとう」というシンプルな言葉にも大きな力があるようです。

 では、食器洗いシェアが進んでいると、どんな「いいこと」があるのでしょうか。食器洗いをシェアしているパパはどんなメリットを感じているのか、ここでちょっと、パパ対象のアンケート回答を紹介します。

 「食器洗いをすることで、あなた自身にとって嬉しいことや、プラスになることがありますか」と聞いてみたところ、こんな回答がありました。

◆子どもに尊敬される

・食器洗いは重労働であるため、男の仕事なのかもしれない。家事をやっていると気分転換になるし、子どもにも尊敬される
・家事に参加している姿を子どもに認識してもらえる
・子どもは2人とも男子なので、父親が家事に協力している姿を見せることは教育上も良いことではないかと思っています

◆家族全体の雰囲気がよくなる

・妻の機嫌がよくなり、妻が子どもを見ることで子どもたちの機嫌がよくなり、家族全体の状態がよくなる
・家族みんなにそれぞれ役割があることを共感できるようになった
・子どもたちも家庭内で「何も手伝いをしなくてよい」とは思わなくなった

◆食器洗い自体がストレス解消になる

・無心になることができ、仕事のことが頭から離れる
・汚れた食器がきれいになることによる満足感が得られる
・自分の心も洗った心境になることが心地よい
・汚れた食器がないと落ち着く
・冬は手が温まることで体がポカポカしてきます。夏季よりも率先して洗いたいと思うことが多い
 
 「あなたが食器洗いをすることで、ママの態度はどのように変わりましたか」と聞いてみました。

・妻のイライラが少し減った気がします
・グチが減ったような気がする
・機嫌がよくなった
・思いやりの心がより強くなった

パパが食器洗いをすると、こんなにうれしい

 では、実際にママたちはどう感じているのでしょうか。「パパが食器洗いをすることで、どんなことがうれしいですか」とママに聞いてみました。パパの回答と同様に、子どもや家庭全体へのプラスの影響を感じているのはもちろん、ママ自身の気持ちの上でのメリットが大変大きいことが分かりました。

◆子どもに時間をかけられる

・朝なら子どもの準備、夜なら保育園の連絡帳を書ける
・子どもとゆったりとした気持ちで接する時間が取れる
・夕食後、すぐに子どもとお風呂に入れる
・子どもの寝かしつけのあと、そのまま一緒に寝られる
・早めに寝られるので睡眠時間が増える

◆ほっと一息、自分の時間ができる

・食事の支度でずっと立っているので、食後少しゆっくりできるのはうれしい
・自分が料理をした時、作って終わりだと思えること
・献立を考え、買い物、料理、子どもに食べさせる、の後に何もしなくていいこと

◆ほかの家事を充実させられる

・その間に、他の台拭きやコンロの掃除などが出来て早い時間で食後の作業が完了する。2人で片付けることで、食後の作業への心理的なハードルが下がる
・家事タスクを分担することで、それでなくとも押せ押せなスケジュールが『なんとかセーフ』となり、掃除する余裕が出るなど、家事のクオリティも上がります

◆食器が残っていない状態にテンションアップ!

・夕食の片付けを後回しにしたまま寝落ちしちゃった日でも、翌朝きれいなキッチンで朝食&お弁当作りに取り掛かれるのでとても気持ちいいです!
・夜にキッチン全体がすっきりきれいになっているので、毎日新鮮なスタートを切ることができます
・洗い物が山盛りになっていて「これを片付けるのか…」とテンションが下がると、家事全体のやる気を削がれることがあるので、それがなくなるのは助かる

◆パパがすると「よりきれいになる」

・食器ではないですが、力があるのでフライパンのサビが落ちること
・三角コーナーや排水口まできれいになる
・自分が洗うことを考えてなのか、主人がとても綺麗に食べてくれます

「なんで私ばっかり」という意識から解放される

 「嬉しいもなにも、当然のこと」「特になし。 当たり前のことだから」というクールな意見がある一方で、食器洗いをシェアしていること自体がうれしい、という意見もママから多く寄せられました。