快眠を保つ布団の温度は

 さて、布団乾燥機でダニを死滅させたら、次は(2)のダニの死骸を取り除くというステップになります。アレルギーを引き起こすのは、実は生きているダニではなく、ダニの死骸。せっかくダニを殺しても、死骸が残っていてはダメ。しっかり取り除いておきましょう。

 布団乾燥はママでもできますが、ダニの死骸をとるのは力仕事なので、ここはパパの出番。ママは朝の出勤前に布団乾燥機をかけておき、パパに「会社から帰ったら布団に掃除機をかけておいてね」とお願いしておきましょう。あるいは、お風呂に入る前に乾燥機をかけておいて、「パパ、寝る前に掃除機お願いね」でもいいですね。その場合、乾燥機で布団が熱くならないよう、「夏モード」を備えている乾燥機であれば「夏モード」にしておくことを忘れずに。

 ところで、快眠を保つ布団の温度は何度か知っていますか? 快眠温度は、33度±1度といわれていますが、この温度を一晩中保つのは難しいですよね。「ふとんコンディショナー FCST-100」(レイコップ)は、50度以上の寝具ケアモードでダニを退治するだけでなく、布団の温度をセンサーで感知して送風し、一晩中快眠温度を保つという優れもの。13万円と高価ですが、安眠環境を追求するのであれば、こういった家電を導入するのも手かもしれません。

ふとんコンディショナー FCST-100(レイコップ)

 ダニを吸い取る掃除機は、特別に用意する必要はありません。いつも使っている掃除機で十分です。ここで重視したいのは、吸引力。コードレスよりはコード付きがおすすめです。

 掃除機には、布団用のアタッチメントをつけるのを忘れずに。アタッチメントを使えば、普段お部屋を掃除している掃除機の口をそのまま布団に使わずに済むので清潔ですし、布団にくっつかずにスムーズに吸引できます。もし手元になければ、百均で入手しましょう。

 日々の寝具ケアはこの繰り返しでOKですが、季節の変わり目に布団を入れ替える際は、肌掛け布団やタオルケット、毛布を洗濯機で洗っておきましょう。洗濯前に65度の温風でプレ乾燥し、通常の洗濯では落ちにくいダニを繊維から引きはがす「ダニバスターコース」を搭載しているPanasonicのVXシリーズ(ドラム型)やFWシリーズ(縦型)は、ダニ対策の強力な味方。次の季節までダニを温存しないため、しっかり退治しておきましょう。

「VX9800」(Panasonic)  /  「FW120V1」(Panasonic)

(解説/戸井田園子 取材・文/井上真花)