メインは市販の総菜でもOK。上手に温めればぐっとおいしく!
忙しい日のメインメニューは、市販のお総菜を買ってくる手もあります。ただ、それをそのまま皿に盛り付けても、食卓が味気なくなりそう。そこで、家電の力を借りて、買ってきたお総菜をおいしくよみがえらせましょう。
「ヘルシオ グリエ AX-H2」(シャープ)は、「過熱水蒸気」機能を使って、お総菜をおいしく温めます。
過熱水蒸気とは、水を沸騰させた水蒸気をさらに加熱することで発生する100℃以上の気体。一般的なオーブンの熱風より高いエネルギーを含んでいるため、食材の中までしっかり焼き上げることができます。
例えば天ぷらは、中までしっかり熱々、衣は作りたてのようにサクサクに仕上がります。余分な油も落とすので、お子さんの健康を守ることもできます。
「ヘルシオ グリエ」を使って、油を使わず揚げ物を作ることもできます。例えば鶏の唐揚げは、唐揚げ粉をまぶした鶏肉をトレーに並べ、加熱するだけと手軽です。
スープは「ほったらかし家電」にお任せ! 献立の相談も
これでメインメニューとサイドメニューはメドが付きました。あとは、汁物があれば完璧。ここは「ほったらかし家電」の出番です。
「DUAL家電2018」でも紹介した自動調理鍋、「ヘルシオ ホットクック」は、実は汁物も得意。内臓されている自動メニューの中には、具だくさんのスープや味噌汁なども豊富です。スープを作るには、材料を切って入れるだけ。あとは、ほったらかしていれば完成します。予約もできるので、夕飯の時間に合わせて仕込んでおくこともできますよ。
この「ヘルシオ ホットクック」は、メーンメニューやサイドメニュー作りにも重宝します。Wi-Fiを使ってネットにつなげれば、シャープの「COCORO KITCHEN」というクラウドサービスにアクセスできるため、「COCORO KITCHEN」のレシピをダウンロードできるようになります。献立が決まらないときは、「聞いて」ボタンを押してみてください。みんながよく作っているメニューを教えてくれたり、調理履歴から嗜好に合ったメニューを提案してくれたりします。
「COCORO KITCHEN」にもスマホアプリがあり、レシピを検索したり、買い物リストを作ったりすることが可能です。まとめ買いのメモにも活用できそうですね。
手順を確立すれば、平日料理も恐れるに足らず!
ここまでの内容を整理すると、平日の料理手順はこんな風になります。
仕事の帰り、スーパーのお総菜売り場でメイン料理を1点だけ選んで買って帰ります。そのお総菜は、家に帰って「ヘルシオ グリエ」で温めれば、作りたてのおいしさに。
スープは、帰宅してすぐに水と食材を「ホットクック」に放り込みます。朝に材料を入れて予約しておくのもいいですね。あとはほったらかしておけばOK。お総菜を温めて盛り付けている間に完成します。
ごはんは、朝にタイマーで仕掛けておけば、帰る頃に温かいごはんができているはず。または、まとめて炊いたときに冷凍保存。レンチンするのもOK!
サイドメニューは、作り置きしておいた常備菜の中から、メインメニューに合ったものを選びましょう。「微凍結」なら、スプーンですくって盛り付けることができるので、手早く用意できます。
いかがでしょうか。こんな感じで最新家電を駆使し、手順を確立しておけば、平日料理が帰宅後30分で完成。忙しくて帰りが遅くなった日も、家族みんなで食卓を囲むことができます。
日々の夕飯作りを担当できるようになれば、家事が苦手なパパも立派な「家事メン」です。家事を夫婦でシェアして、お子さんと向き合う時間を増やしていきましょう。
解説/戸井田園子 取材・文/井上真花、イメージ画像/PIXTA