【5000円】GU「ウエストポーチ」1609円(税込)

MB 続いてはボディーバッグ。先ほどのユニクロのスウェットプルパーカとあわせて買っても、5000円以内に収まるという低価格高品質のバッグです。ただし、購入する際に注意点があります。白や赤、ベージュなど様々な色を展開している商品ですが、カラーは黒にしたほうがいいでしょう。黒はジップもストラップもすべて黒で統一されていて、安っぽさは感じないのですが、他のカラーは色の切り替えがあるためやや安っぽく、カジュアル寄りに見えるのです。

 切り替えは時として味になり、良い面もあるのですが、高級感を感じさせるという意味では、切り替えがなくドレス寄りの黒を選ぶべきだと思います。

 素材はCORDURA(コーデュラ)というミリタリーなどで使われる頑丈なナイロンが使われており、普通のナイロンよりも目が詰まっていて、ツヤ感が強くなっています。1500円そこそこのバッグとは思えないアイテムです。

【1万円】PUBLIC TOKYO「レザーウエストポーチ」1万2960円(税込)

MB 11月編でもお話ししましたが、PUBLIC TOKYOは原価率が非常に高いブランドです。一般的なデザイナーズブランドの原価率は30%程度ですが、PUBLIC TOKYOはおよそ50%。このポーチは1万3000円ほどですが、他のブランドだと2万円を超えるでしょう。1万円を超えているので高く感じるかもしれませんが、コスパを考えればお買い得な商品です。

―― なるほど。レザーの高級感がいいですね。

 レザー素材はツヤがあるので、コートの前側、胸のあたりにレザーが来ると、コートに高級感を持たせることができます。安いポリエステルのコートであっても、胸元にレザーがあると印象が変わりますよ。

 PUBLIC TOKYOは細かなところにもこだわっています。ボディーバッグで一番目立つのは素材ですが、ジップも目立ちやすいポイントです。光を反射するのでごまかしがきかないんです。

 安いジップを使うと頼りなく見えてしまうんですが、そこまでこだわるのは高級品じゃないと難しい。でもPUBLIC TOKYOならこの価格でジップまでこだわったアイテムが手に入ります。ちょっとランクが上のボディーバッグが欲しいのであれば、すごくいい商品だと思います。