ゲーム大好き、勉強は宿題だけ男子がタブレットコースをお試し

 丸付けが不要で、動画など子どもを引き付ける工夫がいっぱいというZ会の小学生タブレットコース。デュアル記者の家には、勉強を全くしない男児がいます。学校から帰ると夕方まで公園で遊び、帰宅するとゲーム。夕飯の後もゲーム。家で勉強をするのは朝6時に起きて学校の宿題をするときだけです。そんな、学習習慣がほとんどない息子にも続けられるでしょうか。レベルは大丈夫でしょうか。2週間お試ししてみた結果をご報告します。

「ゲーム大好き」なデュアルスタッフの長男。「デジタルネイティブ」にとって、タブレットでの学習は好相性の様子。
「ゲーム大好き」なデュアルスタッフの長男。「デジタルネイティブ」にとって、タブレットでの学習は好相性の様子。

 初日、教材をダウンロードして、IDとパスワードを入力したiPadを渡しました。学習スケジュールを見ると、平日に1コマずつ、スケジュールが入力されています。息子は、ピアノの習い事がある日のスケジュールを予備日の土・日曜に移動させたり、2コマ学習する日を作るなど、慣れた操作でスケジュールを調節し始めました。取説などを見なくても本能的に操作できるようにできているようです。

国語の日
 さっそく国語を始めたのですが、わが家にはタッチペンがないため、漢字の書き取りに難航。「ママ、ちゃんと書いてるのに、漢字が出てこないよ」と少しイラっとされてしまいました。今里さんのお話によると、手書き入力を読み取る精度もかなり高いそうですが、「タッチペンがあれば快適に、効率よく学習できたな」と反省。

 解説部分や漢字以外の読解問題の部分は「フフンフーン」と快調に回答。塾に行ったり、問題集にも取り組んだこともほとんどなかったのですが、独力で無事に初日の学習が終わりました。本人曰く「解説のところがわかりやすいし、ごちゃごちゃしていなくて見やすい」そうです。

算数の日
 文章題を解いていきますが、暗算で間違えて失敗。「紙のテストだと、計算が書けるから間違えないのに」と言いながらアプリのペンツールで式を書き、その答えを入力することに。スピードは速かったようで、確認問題、スペシャル問題と進み、規定時間しっかり学習していました。かなり集中するようで、終わった後にフーッとため息。しかし、「算数は入力がしやすくて、まちがえたところの説明もわかりやすいね」と気に入った様子。

理科/社会の日
 どちらも苦手科目なので、嫌がるかと思いましたが、「写真とか図が出ておもしろかった」そう。社会は学校でまだ習っていないところでしたが、「説明があったから大丈夫だった」そうです。理科、算数に限らないのですが、「丸がついたときのピン!という音が気持ちいい」とタブレット教材にはまってきた様子です。

写真や図を多用した解説は、習っていない単元でもすっと頭に入ってくる様子。タブレットならではの「音」「動き」が学習意欲を刺激する、まさにエデュテイメント!
写真や図を多用した解説は、習っていない単元でもすっと頭に入ってくる様子。タブレットならではの「音」「動き」が学習意欲を刺激する、まさにエデュテイメント!

総合学習の日
 取材時に総合学習の大切さは聞いていましたので、親としても興味があり「どんな内容?」と覗いてみると「算数を使ってメニューを考えよう」とうテーマ。計量スプーンが書いてあり「家庭科と算数が合わさったみたいな問題だよ」と言いながらサクサクと計算を始めました。後で聞いてみると、総合学習が一番楽しかったそうです。

英語の日
 小学校の英語は聞く、話すに重点が置かれていたので、読んで書く方には不安がありました。タブレットの教材は、聞く、話すの後にしっかりと読む、書くの教材があるので、中学校の英語に備えるのにもよさそうです。単語を指でなぞったり、アルファベットを選んでスペルを成立させるなどを楽しそうにやっていました。

タッチペンの使用でもっと快適に学ぶことができ、学習効果も高まります!
タッチペンの使用でもっと快適に学ぶことができ、学習効果も高まります!

 2週間のお試し中、1週間目は「Z会やった?」と言わないとやらないこともありましたが、2週目からは操作にも慣れて、夕方、遊びから帰って来てからを「Z会の時間」と決めたようです。私が帰宅すると既に終わっている日が多くなりました。「始める前は大変そうと思っていたけど、やってみたら、それほど大変じゃないことが分かった。ちょっと難しい問題もあって間違えるけど、やりなおしたら次はできるし、時間もすぐ終わるよ」と気に入った様子です。学校の勉強以外はやったことがないため、Z会のレベルについていけるか不安でしたが、今里さんが言っていたように、教科書レベルからスタートしていて、その子に合わせた問題を出し分けしてくれている効果がこういったところに出ているのかと思いました。

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