メニューも買い物もリスト化! パパが取り組んだ効率テク

原口 しかし、もちろん忘れ物対策や自分のことが自分でできるようにいろいろ工夫してみたこともあります。これは他のパパたちにもぜひオススメです!

チェックリストを作る

 「学校に持っていくものリスト」「帰ったらすぐやることリスト」などを作って、娘が自分でチェックできるように貼っておきました。例えば、「帰ったらすぐやること」だと、「洗うものを洗濯機に入れる」「宿題」「手を洗う」などです。これをパソコンで作ることで、時々に合わせてアップデートできるので便利でした。親としてもリストがあるといちいち思い出さなくていいし、確認できますよね。

アラームを活用する

 もともと自分で「子どもを起こす時間」「炊飯器を仕掛ける時間」「迎えのために会社を出る時間」など細かくアラームをかけていたのです。そうすれば、うっかり忘れることがないからです。アラームをかければ、それについて頭のメモリーをリリースできるというのはとても良くて、安心して仕事や他のことに没頭できます。

 これが便利だったので、途中からは使っていない携帯を娘用アラームにしました。「朝起きる時間」「家を出る20分前」「家を出る10分前」と細かくセットしました。セットするときは娘と相談しながら、どの音楽がいいかなども一緒に決めたのです。家を出る20分前は優雅なチャイムだけど、3分前くらいになると急き立てるような音楽になる、など一つひとつ楽しみながら決めたので、娘も納得して使っていました。もちろんそれでも「ほら、お友達を待たせちゃうから急いで!」と言わなくてはいけないことは多々ありましたが、自分で意識できるようになったのではないかと思います。

 それ以外にも、一人で家事と育児と仕事をこなすために、さまざまな効率化にトライしました。

食材、メニューをリスト化して持ち歩く

 スーパーで買うものってけっこう決まってきますよね。でもうっかり忘れたりするので、いつも買うもの、娘の好きなもの、娘の苦手なもの、あると便利なものなどをすべてリスト化して持ち歩いていました。作れる料理レパートリーもそう多くないので、すべてリスト化しておき、仕事の帰りなどに見ていました。そうすれば考える時間も手間も省けます。娘と行ける外食店もリスト化してました。

作っていた食事メニューや買い物リスト。娘の好みを○△×で記入。
作っていた食事メニューや買い物リスト。娘の好みを○△×で記入。

夏休みの学童弁当もメニューをある程度決めておく

 夏休みのお弁当は大変でしたが、冷凍食品も大活躍です。手作りにこだわっている暇はありません。メインの唐揚げやコロッケの冷凍食品、トマト、うずらの卵、ご飯などが定番でそれに何かを加えたり少し入れ替えるくらいだったので、朝10分くらいでできました。

レトルトや冷凍食品のストックをしておく

 できるだけ家に帰ってから作るようにしていましたが、遅くなったり、私の具合が悪いときにはとても助かりました。

週に1度は外食

 妻に言ったら怒られるでしょうが(笑)、平日にも週に1度は外食を楽しむことにしていました。娘に選ばせてあげて、それを二人の楽しみにしていました。娘もママがいない間、不満も言わずいろいろ我慢していたと思うんです。だから、少し甘やかす時間も取ってあげたかった。私もその日はご飯を作らなくていいので気持ちが楽でした。