父娘二人暮らしスタート! 残業、お迎え、出張を乗り越えろ
―― 娘さんとの二人暮らしの期間、仕事を毎日定時で帰られたのでしょうか? 繁忙期や出張をどのように乗り越えたのでしょうか?
原口 一番大きかったサポートは、義母が月に1週間~10日くらい来てくれたことですね。義母は地方に住んでいて仕事もしているので、常にお願いすることはできなかったのですが、私の仕事が忙しい時期や出張のときを事前に連絡して、まとめてきてもらっていました。ですので、絶対外せない予定を中心に、ずらせるアポなどをその前後に集中するようなスケジューリングを調整し、なるべく来てもらっている期間に動き回りました。
それでも、義母の予定とどうしても合わないときは、本当に試練でしたね。
娘は、ちょうど2年生になった頃で学校にも慣れ、ある程度の生活リズムができていたのはとても助かりました。毎日、近くのお友達と学校に行き、帰りは学童に行き、夕方迎えに行っていました。民営学童を利用していたのが功を奏し、通常は18時ごろに、どうしても夕方に仕事や会議が長引く可能性の時は20時ごろまでお願いし、夕飯も食べさせてもらいました。急な残業にも連絡すればフレキシブルに対応してもらえたので、民営学童でなかったら父子生活は乗り切れなかったかもしれないと言っても過言ではありません。