飲み会文化から離れた寂しさを子どもが満たす

―― 今はお二人が気分転換できる時間はあるのでしょうか?

藤井 私の勤務先は小さいので、よく「帰りに飲みに行くか? 」と気軽に声を掛け合って、職場の仲間と毎日のようにご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしていました。私もそうした集まりが好きでしたが、今はもう参加することはめったにありません。

―― それは、会社の飲み会自体が開かれなくなったのでしょうか?

藤井 いえ、まだ飲んでいると思うのですが、やはり「ファミリー世帯」と見られて、もう「行かない人」だと思われているんでしょうね。実際に今は行くゆとりもないですし、子どもと過ごす時間を大事にしたいと思っています。でも、正直少しさみしいですよね。

 妻には時々友達と出かけたりすることを勧めています。それが彼女の気分転換にもなると思っていまし、ストレス発散と共に、自分の時間や世界を持つことは大事ですよね。週末に友達と食事に行ったり、ジムに行ったりしているみたいですよ。

―― もし、これから時間ができたらどんなことをしたいですか?

藤井 当分先の話だとは思うのですが、もし息子が祖父母とお泊まりできるようになったら、また妻とのんびり電車の旅がしたいですね。子どもが産まれる前はよく行ってたのです。子どもがいると、常にタイマーのアラームが鳴っている気分なんです。だから、時間を気にせずゆっくり旅行したり、食事をしたりしたい。

 そして、日々睡眠不足なので、心ゆくまで寝たいですね(笑)。

取材・文/岩辺みどり

タイムテーブル

●育休中

 3食の食事づくり、食材の買い物、掃除片付け、子どもの入浴などを担当していた。「とにかく寝ない子で、背中のスイッチが本当にあるのだと思うほど下ろすと起きて泣いていて大変でした」

●現在の平日

6:30 起床
    家族の朝食を作る
7:30 家を出る
8:30 出社
16:30 退社
17:30 保育園お迎え
18:00 帰宅して夕食作り
18:30 家族で夕食
19:30 子どもと入浴
    その後、片付けや洗濯などを済ませる
21:00 子ども寝かしつけ
22:00 起きて残りの仕事
24:00 就寝

現在の休日

 週末は、家族で公園に行ったり、近くでショッピングを楽しんでのんびりすることが多く、子どものお昼寝もあるので遠出はあまりしない。時には、妻が友達と外出し、子どもと2人で過ごす。ママがいないとなかなかお昼寝もしてくれないことがあるので、そんな時は思い切って散歩や図書館に一緒に出かける。

●パパの気分転換
 サッカー観戦、競馬観戦。競馬場も最近はきれいになり、子ども向け施設も充実しているので連れて行って一緒に遊ぶこともよくある。