ほかの習い事にも影響せずに、ちょっとした時間に楽しく取り組める

――みなさん、忙しい日々を過ごしていると思いますが、いつどんなタイミングで取り組みましたか?

皆良田 私自身も楽しみにしていたので「届いたよ~」と子どもに伝えたら、「やる、やる~」となって、教材を開けてすぐにダイニングテーブルで取り組み始めました。「思考力ぐんぐんワーク」1冊だけなら、週末2日間の空いている時間を使って取り組めました。フルタイムで働いていても、ワークに取り掛かる時間は取れると思います。

沖 キャラクターがいるので、子どもはおべんきょうだと思っていないようで、あえて「勉強するよ」と言いませんでした。遊びの延長でさっと取り組めたのもよかったです。

佐藤 男の子はのせると楽しんで取り組めるみたいで、一夜漬けじゃないですが、1日で1冊全部やってしまいました。夕食のあとだったので、本当は早く寝てほしかったのですが(笑)。楽しみながらできるのがよかったです。

市川 うちも、平日の夕食後、下の子を寝かしつけてから取り組んだのですが、子ども自身がはまってしまって、なかなか寝られない(笑)。平日夜に3~4日ぐらいに分けて取り組みました。土日でもちょっとした時間があればできると思います。

山城 平日、幼稚園のあとに習い事に行ったあとでも、子どもは嫌がりませんでした。ほかの習い事にも影響せずに、子どもが「これやりたくない」という感じにならずに楽しく取りかかれるのでよかったです。

親がイライラしない。親子の会話も増え、「勉強って楽しい!」と思える

――最後に、<こどもちゃれんじ>「思考力特化コース」を体験してみてよかったことを教えてください。

皆良田 まずは、語彙を親子ともに増やしていかないといけないと気づけたこと。ともすると、ふだんは主語ともう1語くらいで会話をしています。会話自体は成り立ってしまうのですが、きちんとした日本語を話す練習を意識的にしなければいけないと思いました。このワークをきっかけに、日々の会話の質が上がったというのが一番いいところだと思います。ワーク自体も、親子の会話に厚みをもたせてじっくり1つひとつ取り組んでいけば、もっと子どもの思考力が伸びていくと思います。そもそも保育園に通園していてバタバタの日常では、机に向かって何かをするということはないので、このワークをきっかけに習慣づけしたいですね。

沖 私は1冊にまとまっているので、いろいろなジャンルを買わなくていいなと思いました。まんべんなくあるので、できなかったところを発見するのにちょうどいいと思います。

佐藤 いろいろな分野の問題が入っているので飽きないですよね。例えば「図形」のドリルだとずっとひたすら図形なので、子どもは飽きてしまいます。あとは、このワークは、なんか私がイライラしなかったんですよね。

全員 確かに!(うなずく)

佐藤 ほかの子どもだとイライラしないのに自分の子どもが問題をできないと「なんでわからないの!?」となってしまうこともあります。このワークは楽しくできるようになっているせいか、ほとんどイライラしなかったんです。

沖 絵がかわいかったり、解答が1つじゃなかったりするからですかね。

佐藤 そうかもしれない。親がイライラすると親自身も負担になり、気が重くなってやりたくなくなってしまう。それがなかったのが、ものすごくよかったです。

市川 確かにイライラするものはやりたくないですよね。私は、親子で一緒にできたのがよかったです。小学校に上がると宿題があり、親が見てあげなきゃいけないというのを聞いていたので、その練習になると思いました。

山城 入学する前の段階で、年中なら2年間、年長なら1年間、こういったワークを続けていくことは入学準備としてちょうどいいですよね。ワーク1冊でバランスよくまとまっていて、毎月このページ数をやれば、子どもの思考力も伸びると思います。

 それから、「親子でコミュニケーションを楽しみながら学べる」というのもいいですよね。子どもはわからない、できない、という部分でやりたくなくなっちゃうじゃないですか。中には子どもひとりだと理解しづらい問題もありますが、親がサポートしてあげることで、どんどん問題を解いていくことができます。子どもが考えたこと、発想したことを親がほめて励ますことで、「自分でできる」という自信をつけさせることができると思います。毎月取り組めば親子の会話も増えるし、これをやることで「勉強って楽しい!」と思ってくれたら一番いいです。

座談会では、「ひらがなの書き順」を学べるエデュトイも好評だった
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(司会・文/平野友紀子 写真/木村輝)


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