子どもの教育やしつけ、変化する夫婦関係、仕事と家庭のバランス――。子どもの成長とともに、共働きのDUAL世代には様々な難問が立ちはだかります。そんな迷えるデュアラーに「失敗したっていいじゃない。間違ったらやり直せばいいんだから」と温かいエールを送るのは、幼児教育を通して数多くの家庭をコンサルティングしてきたチャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美さん。連載では、家族がチームとして協力し、自分たちらしい家族を形成する「ファミリー・ビルディング」の考え方を基に、DUAL世代のパパやママにアドバイスします。

今回のテーマは「小学校入学の準備」。年長さんの子がいるご家庭では、そろそろランドセルの購入など来春の小学校入学に向けて、準備を始めている方もいることでしょう。朝の支度や登下校、毎日の宿題、友人関係……新生活に不安を覚えるパパやママも多いのではないでしょうか。スムーズに「新一年生」となるための生活習慣や心構えなどを山本直美さんに聞きました。

相談「来年からいよいよ小学校入学。保育園時代とはガラリと環境が変わるため、小学校生活がうまくいくのかとても不安です」

Q. 現在年長さんのわが子、ランドセルの準備などをしていると徐々に小学校入学への現実味が増してきました。まだまだ幼さが残る様子を見ていると、一人で安全に通学できるかな、小学校でじっと座って勉強できるかな、お友達とうまくやっていけるだろうか、毎日宿題をさせるのは大変だろうな……など心配事が尽きません。入学までに親子で取り組んでおきたいことや心構えを教えてください。

A. よりよい小学校生活をスタートするために、幼児期にできるようになっておきたいことがあります。それが「幼児期に身に付けたい自律10項目」。中でも、決まった時間に起床・就寝する習慣や、自分の要求を言葉にして他者に伝えること、やると決めたことは最後までやり遂げること。この3項目については、一朝一夕で身に付くものではないので、なるべく早めに親子で取り組んでおくといいでしょう。

 夏休みがスタートしましたね。年長のお子さんがいらっしゃるご家庭の中には、来春の小学校入学に向けて、少しずつ準備を始めている方もいらっしゃるかもしれません。

 ランドセル、机や文房具など、学用品の準備を始めることで、お子さんやおじいちゃんおばあちゃんを含めたご家族の気持ちも盛り上がることでしょう。

 でも、よりよい小学校生活をスタートするための準備は、こうした学用品だけではありません。生活面においても、就学までになるべく身に付けておきたいことがいくつかあります。それは、私たちが“幼児期に身に付けたい自律10項目”と呼んでいるものです。

小学校に入学する前に、身に付けておきたいこととは?(写真はイメージ)

次ページから読める内容

  • 決まった時間に起床・就寝ができる
  • 自分の要求を言葉で伝える
  • 最後までやると決めたことはやり遂げる
  • 通学や給食については心配しすぎず、おうちで少しずつ練習を

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