平日は保育園、土曜日はインタープリという選択

 共働きでも、インタープリを選択する家庭は増えています。その一人が、看護師の山口妙美さん。

山口妙美さん(35) 大阪市在住。病院勤務の看護師。家族は会社員の夫(37)と長男(6)。長男は1歳後半からベネッセの乳幼児向け英語教育プログラム「Worldwide Kids」を受講開始。4歳から英語教室に通った後、年中の途中からインタープリの土曜日クラスに
山口妙美さん(35) 大阪市在住。病院勤務の看護師。家族は会社員の夫(37)と長男(6)。長男は1歳後半からベネッセの乳幼児向け英語教育プログラム「Worldwide Kids」を受講開始。4歳から英語教室に通った後、年中の途中からインタープリの土曜日クラスに

 「英語ができたら世界中の様々な場所で働けますよね。私自身、看護師をしていますが、英語ができたら海外の病院で働けるのにな、と思ったことがあります。そんなこともあって、息子の将来の選択肢を増やしてあげたいと思いました」。そう話す山口妙美さんは現在6歳の長男を、平日は保育園に、土曜日は午前9時〜午後3時までインタープリに預けています

 山口さんは、産後6か月で看護師として職場復帰しました。「残念ながら当時は通える範囲にインタープリがなかったので、保育園に生後6か月から入園させました」と山口さんは振り返ります。最近になって家の近くにインタープリが開校し、土曜日コースも開設されたため、年中の途中から息子さんを土曜日のみインタープリに通わせることにしました。

 インタープリは原則日本語禁止。土曜日だけとはいえ、日中のほとんどが「オールイングリッシュ」の環境に、息子さんはとまどわなかったのでしょうか。

 「初日から『Good morning!』とネイティブスピーカーの先生にあいさつし、元気に教室へ入って行きました。見学したときに、教室に大きな滑り台やトランポリンがあるのを目にして、『行きたーい』と楽しみにしていました。英語については、小さいときから家でふれていたので全く抵抗はなかったようです」。

1歳から英語教材を自宅で取り入れ「英語が当たり前」の環境に

 山口さんは、子どもが1歳後半のときに、ベネッセの乳幼児向け英語教育プログラム「Worldwide Kids」を始めました(関連記事「英語教育、育休期間こそ「本当の始めどき」」)。

 「教材のおもちゃで遊んでいるうちに、自然に英語に親しんだようです。教材のDVDは、保育園に送り迎えする車の中や、夕食の準備中などに見せていました。私自身は特に英語は得意ではないので、私の発音なんか中途半端に聞かせないほうがよいかなと、息子に英語で話しかけることはほとんどしなかったのですが(笑)」(山口さん)。

 もともと歌ったり踊ったりすることが大好きだった息子さん。そもそもWorldwide Kidsを受講したのは、体験イベントに参加して、教材の音楽に合わせてダンスを踊るのに夢中になったのがきっかけでした。受講後は、Worldwide Kidsのワークショップにも2〜3か月に一度は参加するように。「ワークショップでネイティブスピーカーの先生やほかの子どもと英語であいさつしているのを見て、発音のよさにびっくりしました」(山口さん)。2歳の頃には、動物のパネルを使って動物の名前を英語で言うなど、遊びながら自然と英語に親しんできました。