煮込むなら、いっぱい作ってじっくり染み込ませる!

「1kgや2kgというお肉の量も、アメリカン・ビーフだったらお手頃な価格なので、思い切って多めに作って作り置きできちゃいますよね」と語る行正さん。赤身のお肉は煮込むほど柔らかくなるので、煮込み料理にはぴったりなのです。だから、肉じゃがなどの和食にも向いているとか。

 今回は行正家での、「食卓でのコミュニケーション」について、お話を聞かせてもらいました。

「子どもが小さいと食事のときって、“バタバタする”時間ですよね。3歳までは、バタバタするのは仕方ないかなと思います。そんな時も作り置きがあると、ちょっとゆとりが生まれますよね」(行正さん)

 しかし、3歳を過ぎた頃から食事時間も一緒におしゃべりしながら楽しめるようになるのもまた事実です。

「子どもは18歳でひとり立ちすると考えると、それまでに教えておきたいことがたくさんあるなと思っています。食事は、家族と一緒に過ごすコミュニケーションの時間。お腹を満たすだけでなく、精神面にも“栄養”を与えてくれるのです。大人も子どもも良いものを食べると、ココロが満たされますよね。だから美味しいものを食べさせてあげたいし、テレビは消して家族で話す時間にしたいですよね」(行正さん)

取材・文/岩辺みどり

アメリカン・ビーフについて、もっと知りたい人はこちらへ!