遊びやスキンシップとして自然に生活に組み込む

――具体的には、どのように使用されていたのでしょうか。

加藤 最初はCDがメインなんですよね。CDを聞かせて、音楽に合わせて子どもの体のいろんなところに触ったり歌ったりする。スキンシップや遊びの一環として生活に自然に取り入れる感じです。
 わが家ではこれをきっかけに、夫が子どもと遊ぶようになってくれました。男の人って「ツール」がないと子どもと遊べない人も多いようですが、ウチではWKの教材が“トリガー”になって、自然に遊んでくれるようになりました。

岸田 うちの夫も気に入ってます。
 CDだけでなく、英語が流れるしかけ絵本などの電子玩具も本当にうまくできていますよね。絵を触ると音が出るとか自然に赤ちゃんが英語に興味をもてるように作られています。

中学校で国語を教えている芹江さん。1人目のお子さんが3か月のときに「Worldwide Kids」をスタートさせた。
中学校で国語を教えている芹江さん。1人目のお子さんが3か月のときに「Worldwide Kids」をスタートさせた。

芹江 私は、教材のセットに含まれている木製のおもちゃも、気に入っています。遊びに来たママ友から「このブロックおしゃれ! どこの?」などとよくほめられるんですよ。遊び方がひとつだけではなく、様々な使い方ができるところも魅力です。

――岸田さん、芹江さんはどのように使われていますか?

岸田 私もまだ育休中なので、家では「英語スイッチ」を入れて、英語の歌を歌ったり英語で話しかけたり、できるだけこの(育休)期間を「英語漬け」にしようと心がけています。逆にあまり日本語の歌などを教えていないので、それは保育園に行ってから学んでほしい。復職したらWKを上手に活用して、「家では英語、保育園では日本語で生活」というプランを考えています。

芹江 私はどちらかというと英語が得意ではないので、うまく使いこなせるかなと少し不安もありましたが、WKにはペアレンツガイドがあり、それを読むと声のかけ方や遊び方がわかるので、助かっています。

「りんご」より先に「apple」としゃべった!

――実際に教材を使い始めて、現時点で実感されている効果などはありますか?

加藤 長男は2歳頃に言葉の“爆発期”がありましたが、ほぼ同時期に英語と日本語の両方の爆発期が来て驚きました。果物と動物の名前は、日本語より先に英語が出ましたね。「りんご」と「apple」が同じものを指す、というのにあとから気づいた感じです。
 現在は2歳10か月で、教材DVDのなかの「場面」を英語で演じられるようになりました。例えば、メニューみたいな紙を私に渡してきて、レストランで注文するシーンを演じます。私が客になって英語で「スパゲッティください」というと「サラダはいかが」「飲み物はどうしますか」などを英語で聞いてきます。最近では料理名を「ハンバーガー」に変えるとかアドリブを交えて演じられているので、ちゃんと自分の言葉として使っているようです。英語ネイティブの人が英語を覚えるのと同じように英語を吸収している気がします。
 子どもは新しいものが好きなので、新しいおもちゃに夢中になってしばらく離れる時期もあるけれども、また戻ってきて以前の教材を繰り返し見たり使ったりしていますね。2歳になれば、子どもなりに0〜1歳のときとは角度を変えて教材に接して楽しんでいるようです。「一度見たら終わり」「一度遊んだら終わり」にならず、スパイラル的に効果が出るようきちんと工夫されているところが、この教材のすばらしい点だと実感しています。

岸田 始めて1〜2か月目で早くも効果が見えました。例えば「Look!」というと、ちゃんとそちらを見るし、「Peek-a-boo(いないいないばあ)」という音声にも反応して喜んでいます。今、生後7か月ですが、生活の中で自然に多言語にふれさせるという、私が目指している形が実現できているようでうれしいですね。

座談会では「やっぱりそうですか? ウチも同じなんです!」とお互い、わが子の「英語体験」に共感を示すことが多かった。
座談会では「やっぱりそうですか? ウチも同じなんです!」とお互い、わが子の「英語体験」に共感を示すことが多かった。

芹江 娘は1歳を過ぎて、言葉を発するようになりましたが、果物の名前や服の名称などの単語は日本語と一緒に英語の単語も出ました。私は国語の教員をしているので、日本語力は重視していて、娘には古文の暗唱をさせたりもしています。古典は暗唱することでリズムを体に染み込ませるのが大切なのですが、英語も「体に染み込ませる」という手法が大切なのかなと感じています。「英語嫌いにさせないように」とWKを始めましたが、今は英語が「好き」みたいです。

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