3: インストールするアプリの安全性の確認

 Androidアプリには、個人情報を収集するウイルスなどが混じっていることがある。不正アプリは、一般的に独自のアプリマーケットやウェブサイトからダウンロードするようになっていることが多い。Androidアプリをダウンロードする際は、必ずGoogle Playからダウンロードするようにすること。同時に、信頼できる提供先のアプリのみをダウンロードするようにしよう。

 アプリをインストールする際には、アプリのアクセス許可が表示される。そのアプリが利用することが妥当かどうかを考えてから許可するようにしたい。例えば、連絡先や位置情報などあまりに多くの項目にアクセスを求めてくるようなら一考したいところだ。

 この3点は、保護者が把握するだけでなく、利用する子ども自身が知っていることが大切だ。そのためには、安全な使い方や危険な使い方について、日頃から話し合うようにしたい。

フィルタリングアプリを活用しよう

 子どもに安全に格安スマホを利用させるなら、フィルタリング機能や機能制限なども必要だ。フィルタリング機能を使うにはいくつかの方法がある。

 Google PlayやApp Storeで「フィルタリング」で検索すると、「i-フィルター」や「あんしんフィルター」などのフィルタリングアプリが見つかるので、ぜひ導入を検討したい。i-フィルター(年額4000円、最大3日間の無料お試し期間付き)は子どもの年齢に合わせてアプリの利用制限をする他、端末の利用時間制限、位置情報履歴の把握などができる。あんしんフィルター(無料)は、子どもの年齢に合わせた利用制限やカスタマイズが可能だ。

 格安スマホによってはオプションとしてフィルタリングを提供している場合がある。例えば、「mineo」「IIJmio」「BIGLOBE」などでは有料オプションとしてi-フィルターが申し込める。「LINEモバイル」ではi-フィルターが無償で利用できる。