「静」「動」「屋外」「屋内」の遊びをバランス良く

 そして、どんな遊びをしようか考えるときにヒントになるのが、「遊びのバランス」表です。

 遊びを、静と動、室内と屋外の二つの軸で分類してみると、大きく分けて4種類の遊びがあることが分かります。

 例えば、屋外の動の遊びには、かけっこやおにごっこ、ボール遊びなど。屋外の静の遊びには自然観察や貝拾い、お砂場遊びなど。室内の動の遊びには、ダンスやお遊戯、ごっこ遊び、マットや平均台など。室内の静の遊びには、クレヨン、折り紙、粘土などの制作、クッキングなどがあります。普段のお子さんの様子を思い浮かべたときに、お子さんそれぞれに、好きな種類の遊び、得意な種類の遊びがあるのではないでしょうか。逆にあまり好まない遊び、苦手な遊びもあるかもしれませんね。

 遊びの種類ごとに欲求が隠れていますので、できるだけどの種類の遊びも、バランス良く楽しめるようにしてあげたいのですが、お子さんの気持ちの向くままに遊んでいると、どうしても偏りが出てしまいます。

 夏休みのように少し余裕のあるときには、例えば虫の探求が大好きで普段そればかりやっているお子さんには、外で思いきり体を動かす経験をさせてあげたりするといいでしょう。逆に、サッカーなど体を動かすのが得意なお子さんには、絵を描くことにチャレンジさせてみたりするなど、いつもはやらないこと、苦手だなと思うことを、パパやママが提案して取り組んでみるといいですね。

 夏といえば、すぐにプールや水遊び、と思いがちですが、貝拾いや磯観察なども、この季節だからこそ楽しめる屋外の静の遊びです。また、室内の静の遊びでは、家族みんなで読書する時間を持つ、というのもおすすめの過ごし方です。たとえ15分でもいいので、夏休み中にお兄ちゃんは5冊、弟は3冊、というふうに決めて、みんなでリビングに集まって静かに本を読む時間があってもいいと思います。パパやママが読書する姿を見せるのも、お子さんを本好きにするコツです。