30歳の承認欲求、だめ? 自己評価を低く見積もり過ぎると、いいことがない

 ぜーーーーんぜん、

 やばくないですよ!

 この事実を今一度! イタいと思わずにお受取り願いたい!

 だめですか?

 いいですか?

 承認欲求というものが、なぜ悪しきものと捉えられがちなのか私には全くわからない。

 自己評価を低く見積もり過ぎ、自分で自分の存在を肯定することができなければ安易に死にたくなる。そういう季節は私にも今でもある。

 どうしても、まだ何の人生の仕事も成すことができていなくて当然の若すぎる人なら、特に外見、学歴、性格、運動神経、ぐらいしか価値基準が見出せなくてもおかしくはないから、ことさら自己評価を低く見積もりがち、即死したくなりがち。

 実際私が自己評価低く生きた時期にどうなったかというと、「私みたいな女としての価値の低いやつはこのくらいの扱いで当然だ」という心理により、相手の都合のいいような暗示にかかりやすくなり、浮気されても暴力を受けても物やお金を盗まれてもなーーーんとも思わなくなるわけである。とにかくまず恋愛で痛い目をみた。

自分を大事にしないと、誰かのことも大事にできない

 そもそも人と真面目に付き合うことすら自分には無理だろうという諦念により、逆に自分もめちゃくちゃなこと(とても省略)も多々やってしまったので、自分を大事にしない結果、人のことも大事にしないことに繋がってしまったなと今思う。

 幼少期から音楽で生きていきたいと本当は心に決めていたのに、「私みたいな田舎のブスはあの世界にはいけない」と、夢の胸ぐらをつかむ前から、なんの努力もしてないしやってみてもないのに挫折し、音楽をはじめるまでに散々遠回りした。

 メリットは特になかった。

 なので、大人・子どもに限らず、生きるということ自体を肯定する人は絶対に周りに必要だと思う。

 当たり前に、それが私たち親の仕事。

 先生の仕事。大人全員の仕事だ。

大人・子どもに限らず、生きるということ自体を肯定する人は絶対に周りに必要だと思う。子どもにそう伝えていくのが、私たち親の仕事
大人・子どもに限らず、生きるということ自体を肯定する人は絶対に周りに必要だと思う。子どもにそう伝えていくのが、私たち親の仕事