小学1年生の男の子と保育園年少の女の子を育てるデュアラーママでアナウンサーの安田美香さんが、子どもと一緒にお出かけして「また行きたい!」と思うイベントや場所をリポートするこの連載。第3回は「ママキャンプ」に行ってみました。

テント設営も料理も不要! 子どもとゆっくり楽しめる

 いよいよ夏休み! 「今年こそ、早めに計画を立てるぞ!」とあれこれ探していたところ、「ママキャンプ」なるものを見つけました。

 「ママキャンプ」とは、ママがゆっくり子どもと時間を過ごすためのキャンプで、以下の特徴があります。

・ママが、赤ちゃん(0歳児から可能)を連れて参加できる(プレママの参加も可)

・持ち物は、着替えやマイ食器など、自分の身の回りの物だけでOK

・テントの設営や、食事作りをやってもらえる

・夜はママタイム。子どもが寝た後(20〜21時ごろ)、ママのためのたき火とお酒&お酒に合う食事が出る

 家族キャンプは楽しいけど、準備や食事作り、後片付けが大変ですよね。それも含めて「キャンプの醍醐味」とはいうものの、私のようなキャンプ初心者にとっては、やはり「大変」という思いが強いです。

 ところが「ママキャンプ」では、キャンプ道具をすべて用意してもらえるうえ、食事も出してもらえるというではありませんか! 

 そこで今回、5月26日、27日の1泊2日でママキャンプに参加することにしました。残念ながら仕事の都合で1日目の夜からの単身参加となりましたが、ママキャンプの撮影を担当しているカメラマン田島寛久さんの写真をお見せしながら、スタート時からご紹介していきます。

 初日は、12時に山梨県上野原市のキャンプ場にマイカーで現地集合。電車での参加も可能で、キャンプ場の最寄り駅まで車で送迎してくれます。

 宿泊するのは、こちらの巨大テント。飾り付けもオシャレで、思わずテンションが上がっちゃいます。こちらは「相部屋テント」になり、相部屋希望の参加者(ママ、子どものみ)や、女性スタッフが泊まります。

 個室希望者は「プライベートテント」が使えます。プライベートテントなら、「赤ちゃんの夜泣きで迷惑をかけてしまうのでは?」と心配する必要もありません。また、パパの参加も可能ですが、その場合は「プライベートテント」を利用することが条件になります。

 ランチタイムは、13時。1日目の昼ごはんは、各自が持参します。お茶は、いつでも飲めるように用意されています。

 こちらのテントは、食事を食べたり、お絵描きをしたり絵本を読んだり、みんなでくつろげる「リビング」となります。

 14時からは、自由時間。ハンモックでのんびりしたり、絵本を読んだり。ボール遊び、川遊びなども楽しめます。

 夕方になると、希望者を募って、車で5分程度の場所にある温泉へ。しかしこの日は、子どもたちが昼寝をしてしまったので行きませんでした。子どもの状態に合わせて臨機応変に予定を変更してもらえるのも、ママキャンプの特徴です