根拠なき自信が子どもを次の挑戦へと駆り立てる
小さな失敗を重ねることでつけていく自信が「根拠のある自信」だとすると、子どもがほとんど生まれながらにして持っているような「根拠のない自信」もすごく大事です。どこから来たのか分からない自信にあふれた子は、次から次へと何かやらかしてくれる。
そうして当然、失敗するわけですが、めげない。失敗して今日は凹んでいても、次の朝起きると「よし!」ってまた新しく何かをやらかすんです。「え、もう忘れちゃったの? またですか?」って言いたくなるくらい、リセットが早い。
そういう根拠なき自信は、「世界中のみんなが自分を愛してくれている」って大まじめに思っている子どもだからこそ、持てるものだと思います。そして、そういう自信も、大事に育てていきたいと思うのです。それには、親は愛情を注ぐことだと思います。