息子が同じ道を歩むなら、相方という“宝”を見つけてあげたい
―― お子さんは、テレビの『それいけ!アンパンマン』を見ていますか?
天野 見ています。ぬいぐるみも、今回の映画の前売り券でもらえるリュックもお気に入りなんです。「アパーン、アパーン」って言ってますよ。パンが大好きで、「パパパ」って言うから、パパと呼んでくれているのかと思ったら、パンのことだったときはさみしかったですけどね(笑)
―― 天野さんは、どんなお父さんですか?
天野 僕は仕事の合間にお風呂に入れるときに一緒に入ったり、遊んだりするくらいですね。
―― 育児や家事に忙しい奥様のために何かされていますか?
天野 そうですね、皿洗いをしたりなどできることをやりますね。僕の仕事が不定期なので、なかなか予定を立てづらくて迷惑をかけていると思うんですが、休みの日には奥さんが美容院とかに行けるように、一人の時間を持てるように、僕が子どもと一緒に過ごします。
―― 今後、お子さんのしつけや育児の方針などで「こんなふうにしていこう」と考えていることはありますか?
天野 僕自身が、自分がやりたいことを自由にやらせてもらって育ったので、子どもも自分のやりたいことを見つけてくれたらいいなと思っています。選択肢を広げる手助けはしたいですね。
あとは、自分が小さいころからやっておけばよかったと思う英語を学ばせたいかな。英語を覚えたらすてきだなと、子どもが思ってくれたらいいですね。
考えているのは本当にそれくらいで、人に迷惑をかけず、自分が夢中になって一生をかけられるような何かを見つけてくれたらいいなと思います。僕も笑いという仕事を見つけることができたのでね。
―― お父さんと同じ仕事をしたいと、お子さんが言ったら賛成しますか?
天野 賛成しますよ。そうなったら、ウドちゃんに代わる天然の誰かを見つけないとね(笑)。一緒に相方という“宝”を見つけたいですね。
―― ウドさんは“宝”なんですね!
天野 宝箱を開けたらカラだった、なんてね(笑)