社会人の先輩として、子どもたちへのアドバイス

 最後に、自分の子どもに向けて「幸せな人生を送るために、親自身のキャリアや経験に基づいてしたいアドバイス」として寄せられたメッセージを紹介しよう。 そこには、わが子の資質と才能を一心に応援したいという親心と、職業人として先の道を歩む先輩としての教えとが、絶妙に混じり合った愛情があふれている。

  ■「生活との両立、やりがい。いずれも手に入れるにはどうすればよいか。先達の事例をたくさん学んでほしい」

  ■「これからの時代に活躍するためには、いくつものことを極めて、その道で必要とされる人になること」

  ■「正直、仕事は何でもいい。その仕事に誇りを持ってもらいたい。そしてその仕事を大好きになってもらいたい」

  ■「大学や就職をゴールとする考え方をできるだけ捨てさせ、生涯にわたりスキルの更新を行わなければならないという意識を植えつけさせたい」

  ■「自分は医師、夫は金融業だが、どちらもAIの発達によって将来は必要とされる人数や仕事の内容がまったく変化することが予測される。親の職業にとらわれず、スキルや人間性を磨いて自分の道を見つけてほしい」

  ■「何を幸せかと感じるのは自分次第」

  ■「たくさんの夢を持って働いている人たちに触れさせてあげたい。なぜなら、その人たちのようにワクワクしながらいきていく(働いていく)ことが、子ども自身の幸せだと思うから。職種や業種といった枠は今後は外れていくと思う」

(文/宮本恵理子)