まず、結ぶ場所は顎から耳の上を直線で結んだ延長線上にある後頭部のところ。横から見て一番キレイになるここは“ゴールデンポイント”と呼ばれるそうです。当たり前のことですが、参加したパパたちにとっては初耳。すぐさま目の前に並んだマネキンを使って実践していきます。

 もう一つのポイントは一度に全部結ぼうとしないこと。本来パパは手が大きいのでママよりも髪をまとめやすいそうなのですが、それでも一度にまとめるのは難しい。そのため、一度ゴールデンポイントより上の部分だけをまとめたところで結び、その後で、残りの下のほうの毛をまとめて、既に留めていた部分と合わせていくと、うまくまとまります。もう言われるがままのパパたち。苦戦しながらもポニーテールを作っていきます。

 最後に、立石さんから一番重要なことが伝えられます。

 「髪を結ぶことに夢中になり過ぎないで、笑顔でやってくださいね。パパと娘が楽しく一緒に過ごすことが一番の目的で、ポニーテールを結ぶのはあくまで手段。うまくいかなくてもムキにならないでください。そうなると子どもにとっては怖い思い出になってしまうので」

 それまで、真顔でマネキンと向き合ってきたものの思わずハッとするパパたち。ちょっとひきつった笑顔で、なんとかポニーテールを(ある程度)マスターしました。

パパ美容師でもある「ラフォンテ」店長・立石祐二さんに、ポニーテールの仕方を教わる参加者たち
パパ美容師でもある「ラフォンテ」店長・立石祐二さんに、ポニーテールの仕方を教わる参加者たち

娘のほうが便座を触る、という衝撃の事実

 トイレの名曲といえば、植村花菜さんの『トイレの神様』。この曲では、トイレをキレイにしておくとべっぴんさんになれるとうたっていますが、ライオンのリビングケアマイスター吉井和美さんは、他にもいいことがあるというデータをパパたちに発表しました。