リスクに備えこれからも2本柱を基本に。資産運用は夫が担当
結婚以来16年間ずっと共働きの夫婦ですが、結婚当初はお互いの収入を全く把握しておらず、現在もお財布は別々なのだとか。「これからも2本の柱で家庭を支えていきたい」というおふたり、それそれが収入の一部を出し合って貯蓄用の口座に入れ、それを章文さんが銀行員の知見を生かして運用しています。「家計は、家賃や光熱費は夫、習い事や塾代などの子ども関連やレクリエーション費は私、と項目ごとに費用分担を決め、結婚以来ずっとそれでやってきています。家族で海外旅行というような何十万円とかかるものに関してはいったん私が出し、後から『半分ちょうだい』と大ざっぱに精算しています」
仕事面ではそれぞれが自立しながらも、家庭面では話し合いを欠かさず、互いへの信頼感を持続しているおふたり。ダイバーシティ時代の新たな夫婦のスタイルと言えそうです。
(取材・文/ひきたりやこ、マンガ/上田惣子)