家事は夫婦できっちり分担。夫は教育にも一家言あり

 家事の役割分担はどのようにされているのでしょう。「家事は私が料理担当。夫は掃除、洗濯、ゴミ出しすべてやってくれます。洗濯はたたむところまで彼は完璧。干し方も芸術的で、私がたまにやると気に入らないみたいです(笑)」。この役割分担は結婚後すぐに決めて、長男が生まれた後も変わっていないそう。

 現在小学5年生の長男の教育に関しては自己肯定感を養うことを大切にしており、「自分で考えて行動できる自立した人間になってもらう」というのが最終目標。教育の方向性は夫婦でよく話し合って決めているそうです。習い事は、プログラミングスクールのほか、子どものころからPDCAサイクルをまわす経験を積む探求型スクールに通わせていて、スケジュール管理は由加さんの担当です。

 小学5年生といえば中学受験が視野に入る時期。息子さんを受験が前提の塾に通わせていますが、実際に受験するかどうかはまだ分からないそう。「受験が人生のピークではないというのが夫婦の共通認識なんです」と由加さん。「夫は『そんなに勉強ばかりさせていたらバカになる』と土曜日の通塾にも反対しているくらいです」

 そんな夫と子どもの関わりについては、「小学校の保護者会にも可能な限り出席してくれます。平日に仕事が忙しいぶん、休日はよく遊んでくれて、映画やキャンプ、自分の趣味も満足できる“ツインリンクもてぎ”などにも連れて行ってくれるんです。でも、長男のスケジュール管理や塾との付き合い方に関しても、もう少し関わってほしいなと思います」と由加さんは語ります。