【評価2】子ども用手洗い場やベビーチェアなど設備充実

【子連れ視点でトイレをチェック!】☆☆☆☆半

●ホームから春日方面改札へ向かうエレベーター脇にあり、場所が分かりやすい
●子ども用の背の低い手洗い場が男女トイレ両方にある
●洗面所エリア、男性の小便器エリアにもベビーチェアが設置されている

B1Fにあるトイレ。子ども用の低い手洗い場が男女両方のトイレにあった
B1Fにあるトイレ。子ども用の低い手洗い場が男女両方のトイレにあった

 トイレの評価は星4つ半。男女ともにトイレにおむつ替えコーナーがないことが減点要因となりましたが、トイレ自体は新しく設備が充実しており、高評価となりました。

 改札内のトイレは春日方面改札があるB1Fに設置。南北線ホームからエレベーターで昇ったすぐ脇にあります。ベビーカーだとこのエレベーターを使うことになるため、見逃すことはないでしょう。

 平成25年に改装されたトイレは新しく、清潔。子連れが使いやすいような設備が充実しており、それぞれ目立った部分を加算点としています。まず、目についたのは高さの低い、子ども用の手洗い場。トイレトレーニングが始まると、トイレ後に手を洗う習慣をつけますが、大人用の手洗い場しかないとき、子どもを抱っこして手洗いさせるのは大変ですよね。デパートなどで子ども用手洗い場を設置しているところは多いですが、駅のトイレでの設置はまれです。

 子ども用手洗いは「スペースに余裕があれば設置する方針で、メトロ全駅でリニューアルを進めている」(東京メトロ広報)とのこと。まだ見かけることは多くありませんが、これから増えてくるといいですね。

 洗面所エリアにベビーチェアがあるのも便利で、これも加算点の対象に。まだ立っちできない赤ちゃん連れでトイレを使用するとき、個室にはベビーチェアがあるものの、その後の手洗いで困った経験はありませんか? 洗面エリアにベビーチェアがあれば、赤ちゃんを座らせておき、自分は落ち着いて手が洗えます。子ども用手洗い場、洗面エリアのベビーチェアのどちらも、男女トイレの両方に設置されています。

 ほか、男性トイレの小便器のエリアにもベビーチェアがあったり、改札外にもトイレが設置されていたりする点が加算点となりました。