ホテルなどでベッドが間隔をあけて2~3台並んでいるのを見ると、子どもはベッドからベッドに飛び移って遊び始めます。落ちるかもしれないからと止めても、ピョンピョン飛び続け、足を踏み外すまでやめません。また、小川を見つければ、石伝いに向こう岸へ渡っていきます。
子どもは向こう岸へ飛び移るのが大好き
子どもは身の回りの環境を利用して、常に自分の成長を確かめています。「落ちたら痛そうな高さだけど飛べるかな」、「間隔が広いけど足が開くかな」、「このくらい助走すればできるかな……よし、やってみよう!」。対岸へのジャンプは自分への挑戦です。友だちができたのなら自分だってという競争心も育っています。
こうした「行動特性」のことを、こどもOSランゲージ(「パパママ悩まないで、それはこどもの本能です」を参照)では、「対岸へ」と呼んでいます。これは、子どもに特有の行動特性です。