スマホはツール、使い方次第で変わる

 言うまでもないことだが、スマホやタブレット自体が悪なのではない。端末はただのツールにすぎず、当人の使い方次第によって良いものにもなるし、悪いものにもなる。確かに、利用によって依存につながったり、ネットいじめに遭ったりすることもある。しかし、ルールを決めてコントロールして使いこなせば、大きな可能性や選択肢を得ることもできる。

 ただしスマホやタブレットは魅力がとても大きく、子どもが低年齢のころは自分で利用をコントロールすることは難しい。安全に使いこなせるようになるまでは、フィルタリングサービスやペアレンタルコントロールサービスを取り入れたり、保護者が家庭ごとのルールを守った使い方ができるよう利用を見守ったりする必要があるだろう。子どもに利用させる場合は、過去の当連載を参考にしていただければ幸いだ。

A. 保護者にとっては子どもの安全確認のために役立つ。子どもにとっては、エンタメでありコミュニケーション手段であり学習ツールでありセーフティーネットにもなり得る。

<関連サイト>
オプトの「親子のモバイル事情調査」(2014年6月) http://www.opt.ne.jp/news/pr/detail/id=2307
キッズ@nifty「キッズなんでも相談」 http://kids.nifty.com/soudan/

(イメージ写真撮影/勝山弘一)