夏休みに私たちが民間学童を選ぶわけ
公立学童でも1日預かりがあり、学校主催のプールやラジオ体操、地域のお祭りなどのイベントもありますが、せっかくの長い夏休みは「いつもとは違う体験」をさせるチャンス。低学年が無理なく参加でき、親がいなくても楽しく過ごせる場所の選択肢の一つとして、民間学童があります。まずは夏休みに民間学童を利用した保護者の声を聞いてみましょう。
Aさん 公立の学童は、何といっても夏休みの6週間、毎日18時に迎えに行かなければならず、しかも毎朝お弁当も作らないといけませんよね。
Bさん 毎日のお弁当作りは大変!その点、民間の場合は昼食を出してくれるのでラクです。預かり時間が午前中からと長くなるため、その分値段は上がりますが……。
Cさん 私も昨年の夏は本当に悩みました。最初は公立学童の一時利用を使ってお弁当を持たせて行かせたのに、13時に帰ってきてしまったり……。
Dさん うちの子が通う民間学童は、長期休み中は、アスレチックや美術館、公園、博物館などへ連れていってくれたり、2泊3日のサマーキャンプがあったりして助かりました。ただ預かってくれるだけではないのがいいですよね。
人気の民間学童を選ぶなら、夏休み前からアクションを
Cさん 家の近くに日本文化を学べる民間学童があって、面白そうだし夏休みだけでも通わせようと思っていたんです。でも、お友達や先生が知り合いじゃないから、それも嫌がって。今思うと、もっと早くから民間学童に週に1回でも通わせていれば、夏休みもその流れで民間学童に預けられたのかな、と思っています。
Dさん 人気の民間学童だと定員がいっぱいで、夏休みだけスポットで預けることができない場合があるんですよね。うちは普段は少し遠いこともあってあまり行きたがらなく、夏休みの預け先を確保するためだけに、お金を払っているような感じでした。
次のページからは、首都圏にある4つの民間学童(キッズベースキャンプ、伸芽’Sクラブ、リックキッズ、キッズデュオ)を、夏休みプログラムに着目しつつご紹介します。