2007年、肌荒れに悩む娘のためにスキンケアブランドを立ち上げ
当時、火中の栗と言われたブランドの社長を引き受けて6年。「ザ・ボディショップ」のブランド価値を再生させて、業績の急回復を成し遂げ、2006年に退任。そして、今までの知識と経験を生かして、2007年にスキンケアブランド「レナジャポン」を立ち上げます。55歳でした。
「きっかけは、15歳から海外に出て、乾燥の厳しい国で生活している娘のレナの肌荒れがひどくなったこと。20歳を迎える娘のために、本当にいい化粧水を作りたいと思いました」
本来お肌が必要としているお手入れを毎日続けられるようにできるだけシンプルに考えた結果、「洗顔と保湿」を繰り返すだけというシンプルスキンケアが誕生。ブランド名には娘の名前を取り「LENAJAPON」(レナジャポン)」にしました。