「自分の性格で好きなところは粘り強いところ」NOKKOさんに10の質問

――  ここで、NOKKOさんのプライベートなことを一問一答してみたいと思います。

1 好きな食べ物は?


NOKKO うどんすき。うどんと魚介や野菜を合わせたお鍋料理ですね。お店でも食べますし、家でも作ります。

2 好きな色は?


NOKKO 桜色。…ピンクじゃないんです。「日本の色」がきれいだなって、思います。普段着るのはグレーとか白とか多いですけどね(笑)。

3 好きな国は?


NOKKO 日本以外ではカナダのPEI(プリンスエドワード島)。『赤毛のアン』の舞台です。以前一度行ったことがあって、かわいいところでしたね。坂道がたくさんあって、土が赤いんです。アンの家、グリーンゲイブルズは屋根が緑色なので、道とのコントラストが美しくて。すごくいいところです。

4 自分の性格の好きなところ


NOKKO あんまりないけれど、強いて言えば粘り強いところかしら。どんなことに対してもというのではなくて、仕事とか育児とか、大切なところだけは粘り強くなれますね。若いころはバレエに対してでした。やっぱり好きなことじゃないとね。

5 好きな男性のタイプは?


NOKKO 頭の形のいい人。仕事柄、美形とかイケメンの方にお会いすることが多いのですが、顔ではときめかないです(笑)。

6 好きな本を教えてください。


NOKKO 最近は、又吉直樹さんの『劇場』に泣きました。西加奈子さんの『サラバ!』も読みました。こちらは子ども時代にナイル川で不思議な生き物を目撃した青年の物語です。彼の長い人生を一気に読んだら、私も人生の間に幽霊の一つや二つ見ていたかもしれないって、そんな気になりました。

――  本を読む時間ってあるんですか? 忙しいのに。

NOKKO 電車で移動するときに読んでいます。ジャンル問わず読みますよ。この間は中野信子さんの 『サイコパス』を読みました。すごく面白かったです。

7 自分を動物に例えると?


NOKKO 木や地面の穴にすんでいそうな小動物ですね。歌ってるときは雌豹とかみたいですか!? そんなふうに見えるのかもね。でも実際は、全然違います。街中でばったり有名な方に出会ったりすると、ご挨拶しようかどうか、すごく迷うんですよ。「この方は私のことをご存知かな? 知らないのにご挨拶したらご迷惑なんじゃないかな?」と葛藤して、結局ご挨拶せず、失礼な人になっているときもあるんです。人生の9割、そんな感じで小動物的です。でも残り1割、ステージに出ている一瞬だけは雌豹になっているのでしょうね。

8 2017年後半に向かって挑戦したいことは?


NOKKO お笑いのライブを見に行きたい。私、コントが好きなんです。というか、日常の中にもコントのように見える瞬間ってありますよね。

 ある時、電車に乗っていたら、外国の方が自転車を畳んで入れたバッグを持って、ツール・ド・フランスに出るような格好で乗ってこられたんです。蛍光イエローのランニングにパツパツの短パンで、整然とした静かな東海道線に。その光景はコントにしか見えなかったですね。

9 一億円当たったら何を買う?


NOKKO 旅行用の口座を作りたい。旅行の費用はそこからしか出さないの。あったらいいなぁって思います。一人旅よりも、家族旅行がしたいです。

10 今ハマっていることは?


NOKKO テレビドラマ『やすらぎの郷』を見ること。録画して好きなときに見ています。