大きな葉っぱをお面にしておばけになってみたり、石のくぼみに葉っぱのお皿を載せて、おままごとをしたり。子どもはごっこ遊びの名人です。何も持たずに公園に出かけても、葉っぱ1枚、木の枝1本あれば、遊びが始まります。
ごっこ遊びが大好きな子どもたち
ツヤツヤした葉っぱ、でこぼこした石、空き缶や空き箱……。こういったものを見つけると子どもは想像力が刺激され、ごっこ遊びが始まります。「私は救急隊。ケガをした仲間を助けよう」とスペクタクルな状況を作り出したり、「ぼくはコックさん、何が食べたいですか」と友達とやり取りをして社会性を育みます。友達同士で遊んでいるとしてもそれぞれの空想の世界の中で、自分を遊ばせているのです。
このような気持ちは、家の内外を問わず、子どもの想像力が刺激される場所や物に誘発されます。こうした子どもの行動特性のことを、こどもOSランゲージ(「パパママ悩まないで、それはこどもの本能です」を参照)では、「見立て」と呼んでいます。これは、子どもに特有の行動特性です。