眞鍋かをりさんに、ママとして、妻として、仕事人としてのあれこれを語っていただくこの連載。子どもは1歳9カ月で、イヤイヤ期の兆候を感じ始めたとか。今回は、子どもが愛してやまない「キャラクターもの」との付き合い方について。皆さんはどうしていますか? そんなキャラものの話を入り口に、今の30代半ば~アラフォー女性が触れてきたアニメや少女マンガと、その影響による「理想の女性像」「理想の男性像」の矛盾を考察します。

「ハイセンスなモノに囲まれてオシャレに子育てしたい!」は到底ムリ

 噂には聞いていた悪魔のイヤイヤ期、わが子にもその片鱗が見えてきました。イヤイヤ期を乗り越えた皆さん、どのように対処しましたか?

 イヤイヤ期って、気に入らないことがあると地面に転がって「ギャーーー!!」と泣くイメージがあったのですが、うちの子の現状はそうではなくて…。

 私が何か注意すると「あ、言ったね」という顔をして、よっこらしょと地面にゆっくり寝転がり、無言で反抗的な目を向けてくるのです。何を言っても石のように動かず、馬の耳に念仏…。この場合どうしたらいいんですかね?

 うるさくないから周囲の迷惑にならなくていいかな、とも思うんですが、1歳にしてこのやり方…怖いです。こんなイヤイヤ期、あるものですか? もし経験された方がいたら、対処法を教えてもらえるとうれしいです!

 さてさて、突然ですが、皆さんは子どもの「キャラクターもの」のチョイス、どうしていますか?

 子どもがおなかにいたころは、「部屋にキャラクターもののグッズがあふれるなんて嫌だ! 木の温もりを感じるおもちゃや、海外製のハイセンスなベビーグッズに囲まれて、オシャレに子育てしたい!」と理想を抱いておりました。

 生まれて1年半が過ぎ、そんなの到底ムリな話だと思い知りました。子どもが成長するにつれ、ひとつ、またひとつと、自然にキャラクターのグッズが増えていっています。ママ友とも「キャラものの誘惑にはあらがえないよね」と話しています。

 キャラクターの威力って、やっぱりスゴい! グッズにお気に入りのキャラがついているだけで、食いつきが全然違いますもん。