新生活が落ち着いてきて、そろそろ子どもに何かスポーツを始めさせたいと考えている人も多いのではないでしょうか。どんなスポーツがいいの? 幼児のときにやっていなくても大丈夫? そもそもスポーツを始めるとどんな効果がある? などについて、こども体育教育専門家の野村朋子さんに聞いてみました。

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ】
(1) 宿題が遅い子にはタイマーをプレゼントして
(2) 忘れ物はランドセルと机の「見える化」でなくせる
(3) スポーツ習い事、3年までは無理に競技を絞らない  ←今回はココ
(4) 体育が嫌いな子に必要なのは「練習のクセ」

 子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

 

何のためにスポーツをやらせたいかでスクール選びが変わる

 「まずは子どもにスポーツをさせる目的をはっきりさせましょう。例えば、次のようなことを考えている親が多いのではないでしょうか」。こう話すのは、幼児から小学生、中高生を中心にスポーツを指導する「ナチュラルキッズスマイル」主宰の野村朋子さん。指導歴20年で、小学生のスポーツ事情にも詳しい大人気講師です。

目的A
・高校や大学で強いチームに入って活躍させたい
・オリンピックやプロの選手にしたい

目的B
・体を強くしたい
・健康に生きられるようにしたい
・マナーや協調性を身に付けさせたい
・メンタルを強くしたい
・チームで1つのことをやり遂げる体験をさせたい
・スポーツを通して子どもの得意を伸ばし、苦手を克服させたい
・楽しくスポーツをさせたい

 目的AとBとでは、スポーツを始めさせる時期、通うスクールが全く変わってきます。新体操、体操競技などは、ピークが高校生ぐらいと早いのでAのような選手を目指すなら、3歳くらいから始めると可能性が広がります。運動のリズム感を体得するのも幼児期の方が良いでしょう。サッカーや野球をやらせて将来プロを目指したいということであればクラブチームなどプロレベルの技術&メンタルを学べるようなスクールに通わせるという取り組み方になります」

 「もっとも、一般的にはBのような目的の方が多いと思います。それであれば、低学年時代は、1つの種目だけをやらせるよりも、子どもの基礎体力や運動能力を底上げするほうがよいでしょう」

<次ページからの内容>
・ 低学年の間は走る・投げる・回る・跳ぶの感覚を身に付けさせる
・ 4年生以降は子どもが決めた種目をやらせるといい
・ 求めていることに応えてくれるかスクールに確認しよう
・ 「あとでやる」がなくなるスポーツのメリット
・ 注意されることを恐れない子にする方法

次ページから読める内容

  • 低学年の間は走る・投げる・回る・跳ぶの感覚を身に付けさせる
  • 親が種目を決めてもいい。選択肢も提示して
  • 4年生以降は子どもが決めた種目をやらせるといい
  • 求めていることに応えてくれるかスクールに確認しよう
  • 「あとでやる」がなくなるスポーツのメリット
  • 注意されることを恐れない子にする方法

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