1995年にTBSに入社し、今年23年目になるアナウンサーの堀井美香さん。現在も『THE 世界遺産』のナレーションやラジオを中心に第一線でご活躍中です。そんな堀井さんは、大学生と高校生のママでもあります。連載の第5回は、通学路での旗振り、ベルマーク委員、執行役員、学校誌作成係と小学校で担当したPTA活動について伺います

堀井美香(ほりい みか)
1972年生まれ、秋田県出身。1995年にTBSテレビにアナウンサーとして入社。1996年結婚、1997年に長女、2000年に長男を出産。これまでに担当した主なテレビ番組は『王様のブランチ』『とんねるずのカバチ』など。現在の主な出演番組は『TBSフラッシュニュース』『THE 世界遺産(ナレーション)』『結婚したら人生劇変!〇〇の妻たち(ナレーション)』、ラジオでは『久米宏 ラジオなんですけど』『ジェーン・スー 生活は踊る(日替わりパートナー)』を担当。

 以前の記事でもお話ししましたが、子どもたちが低学年のころからPTA活動には積極的に参加していました。その当時の担当番組のスケジュールで、朝の時間帯に比較的融通が利いたので、通学路での旗振り係をやったりしました。子どもが安全に登校できるよう見守る役目なのですが、子どもたちに朝から大きな声であいさつをされるとこちらまで元気になれるようでした。

ベルマーク委員は「まるで女子校気分」

 旗振りの他にも、やってみて楽しかったのは、ベルマーク委員ですね。その名の通り、学校中から集められたベルマークを仕分けして学校の備品と交換するんですよ。スピーカーとか、体育の授業で使うライン引きとかと取り換えたりしました。

 一学年200人くらいいるようなマンモス校だったので、ベルマーク委員も15人くらいいたと思うのですが、2カ月に1回、1時間ほど予定を合わせて集まって「次の景品どれにする?」なんてワイワイ盛り上がりながら、ベルマークを切ったり貼ったりと作業するんです。まるで女子校みたいで楽しかったですよ。委員全員が予定を合わせるのも難しいですし、来られる人だけで、無理強いはしないという雰囲気でした。