寝苦しい夏は睡眠も減りがち。睡眠不足は体調を崩す元なので、「なるべく快適に』と思いエアコンに手が伸びる。しかし、エアコンを一晩中つけるのもまた心配。では、窓を開けるか? いやいや、夏は光化学スモッグが話題になる季節でもある。外から入ってくる空気の“質”は大いに疑問だ。赤ちゃんや小さな子ども、アレルギーっ子のいる家庭では、とりわけ大きな問題だ。そんなわけで空気清浄機はもはや、必需品になりつつある――。
この時期、部屋を流れる空気は「適度に涼しく」かつ「きれい」であってほしい。だから、扇風機と空気清浄機の併用が欠かせない。真の「快適」を手にするには、どちらも妥協したくないのだが、かといって2台分の場所と費用だってバカにならない。もちろん、電気代も気になる。
どうせなら、1台で空気のキレイも暑いも寒いも解決してもらえないだろうか。
“扇風機”が部屋の空気をきれいにする?
「Dyson Pure Hot+Cool Link」の見た目は「ダイソン=羽根のない扇風機」のイメージ通り、スタイリッシュなデザイン。パッと見ると楕円形の扇風機? と思う人もいるかもしれないが、実は空気清浄機にも扇風機にもなる最新の空調家電だ。暑い夏には室内の空気をきれいにしながら、扇風機として部屋を涼しくしてくれる。
子どもの体温調節は、エアコンだけに頼るとどうしても冷やし過ぎになってしまう傾向がある。実際、赤ちゃんが生まれてから扇風機を購入する家庭は多いし、わが家も風にこだわった扇風機を購入している。
ところが花粉の季節になると、空気清浄機との「場所のせめぎ合い」が起きる。リビングや寝室の空気をすばやく集じんしようとすると、どうしても機器のサイズが大きくなるのだが、扇風機もなかなかの場所を取る。首を振らせた場合、なおさらだ。つまり2台を(さらにエアコンまで…)稼働させると、なかなか場所を取り、快適な空気に保てたとしても、部屋のスッキリ感までは保てないものだ。
その点「Dyson Pure Hot+Cool Link」は1台で涼しく空気もきれいになるというではないか。
しかも、箱を空けた瞬間から子どもの喜ぶこと。羽根がないから触っても「危ないからダメ」と遠ざけられない。ジェットフォーカステクノロジーで、フォーカスモードを使えば、集中したパワフルな風が送り出されるので、遠くにいても風が届くから離れていても十分涼しいのだが、子どもはついつい近寄って風が出てくるところを眺めたいもの。あまり直接体に風を当てたくないときには、より広い範囲に風を送り出すワイドモードにすればOKだ。
実は…ヒーターでもある、1台3役
そしてこれ、早く、しかも空間を均質に温めてくれるという極めて優秀な「ヒーター」でもある。つまり、1台で空気清浄機、扇風機、ヒーターの3役を務めてくれるので、夏だけでなく秋も冬も、室内を快適な温度に保ってくれるわけだ。となると年中使えるわけで、収納スペースに頭を悩ませることもない。