24時間付けっぱなしでもOK

 確実にキレイにしてくれるものの、ではいったいいつ止めたらいいのか。その点は、オートモード&ナイトモードが役立つ。

 通常、涼風モード時は風量を10段階でコントロールできるようになっている。温風モードは目標設定温度を設定し、自動温度制御機能で常に部屋の温度をモニタリング。設定温度に達するまで稼働し、設定温度に達すると自動的に電源がオフになるので過度に部屋を暖める心配はない。

 オートモードでは室内の空気の状態に合わせて自動で風量を調節してくれるのだ。背面に2つ付いたセンサーのうち、1つはほこりや花粉などの粒子を検知するホコリセンサー。もう1つはVOCニオイセンサーで、揮発性の物質、ガスなどを自動的に検出し、きれいにする。このとき、室内の空気が汚れているほど風量が上がり、きれいなるとスタンバイモードになり本体ディスプレイのA(オート)の表示も緑に変わるので分かりやすい。

 とはいえ夜に人の出入りがあり、室内の空気が急激に汚れた場合、一気に風量が増えると、寝ている子どもを起こしてしまいかねない。そんなときはナイトモードにすればいい。ディスプレイのライトが消えるだけでなく、風量4以下の静かな設定でしか動かないようになっているからだ。

外出先でもスマホで操作! 空気のきれいさも分かる

 専用の「Dyson Link アプリ」を使えば、リアルタイムで屋外と室内の空気の状態をチェックすることができる。屋外の空気質は全国の観測地点のデータを第三者機関を通じて集められた情報を表示。温度、湿度、PM2.5の濃度、花粉(2〜5月)の情報が見れるので、今日は外の空気が汚れていると思ったら、あまり窓を開けないなどと判断する材料になる。室内の表示は、センサーが検知した汚れに応じて表示。オフにして出かけて仕事から帰る前に、気になるようなら、オンにすることもできる。

 また、家族全員のスマートフォンにダウンロードすることができるので、夫婦で気づいたほうが外から操作し、オフやオンにできるのもいいところができるのがありがたい。オートモードにせずにオン状態で出かけたとしても安心だ。職場にいても空気状態をチェックするのが楽しみにもなり、わが家の夫は「ついつい、職場でチェックしてしまう」とか。

 料理中は手が湿っていることが多く、スマホを操作しづらいのだが、その点、リモコン操作もできるのがありがたい。キッチンから子どもの様子を見てオンオフ、風量設定、温度設定が簡単にできる。

「Dyson Link アプリ」はかなり使い勝手がいい。夜中、暗い状態でもスマホで操作するから手元は明るくなるし、表示が見やすく操作しやすいのだ
「Dyson Link アプリ」はかなり使い勝手がいい。夜中、暗い状態でもスマホで操作するから手元は明るくなるし、表示が見やすく操作しやすいのだ

使用開始日は、屋内が汚れがちだった。今では屋外が汚れていても、屋内はキレイな状態
使用開始日は、屋内が汚れがちだった。今では屋外が汚れていても、屋内はキレイな状態

家事をしていると手が湿りがちで、スマホでは反応が悪くなる。そういう時にはリモコンがやっぱり便利
家事をしていると手が湿りがちで、スマホでは反応が悪くなる。そういう時にはリモコンがやっぱり便利