6歳の男の子と3歳の女の子を育てるデュアラーママでアナウンサー、子育て中の家族の心に寄り添うメディア&プロジェクト「ホリプロ保育園」えんちょーを務める安田美香さん。「ホリプロ保育園」で取材した人やニュースをあれこれ深掘りしていくインタビューをお届けしています。
 今回は、今年3月に『スーパーダディ ビジネスマンの勧め』(双葉社)を出版したスーパーダディ協会代表の高橋一晃さんに、自身の気付きから始まった取り組みについて、子育て中のパパや若い男性に伝えたい思いなどを伺います。

 「ホリプロ保育園」えんちょー安田美香です! 「ホリプロ保育園」とは、本当の保育園ではありません。子育て家族の心に寄り添うメディアであり、プロジェクトです。SNSで子育て情報を発信したり、リアルなイベントを開催したりしています。さあ、今回のゲストはこの方です。

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 高橋一晃さんは、TBSテレビでプロデューサーをつとめる、8歳の息子さんのパパ。忙しい日々の中でスーパーダディ協会を立ち上げ、「男たちよ、スーパーなダディになろうぜ!」と呼びかけ、パパ中心の子育てを提案されています。

スーパーマンのように、仕事も子育てもできるパパになりたい

安田 どんな取り組みをされている集まりなんでしょうか?

高橋さん(以下、敬称略) その名の通り、スーパーなダディを目指す集団です。「スーパーマンのように、何でもできるパパになりたい」という思いからこの名前をつけました。「右手で仕事、左手で子育て」と言っているんですが、子育ても家事もするし、仕事もバリバリやる。この両手を使って、ギリギリまでやってみようという志を持ったパパたちが集まっています。

安田 元スポーツ選手や、モデル、アーティスト、ライターなど、多種多様な業種のパパたちが集まっていらっしゃいますね。

高橋 そうですね。いろんな考え方がありますが、私はやっぱり男って「働いてなんぼだな」と思うんです。なのでまず仕事があって、家庭を支え、大黒柱になったうえで育児・家事をやることが大切。「子育てと仕事の完全両立」を目指すのが、スーパーダディです。きれい事に聞こえるかもしれませんが、頑張るとできます。

安田 でも今の日本の働き方では、パパの両立は正直難しいのではないでしょうか?

高橋 そうですね。だから、かなり、無理はします(笑)。でも楽しいですよ。僕は今、夜飲みに行くよりも子育てのほうが楽しいですし、ゴルフよりも家で家事しているほうが楽しいですね