「忙しい」。共働き家庭ではもはや禁句にさえ思えるこのセリフ。言わないためには日常生活の何かを丸投げするしかない!

 共働き家庭に役立つサービスを紹介する今回の特集、今回は「洗って(干して、取り込んで)畳んで」という家事の中でも工程が多く(?)面倒な「洗濯」を丸投げできるサービスを実際に利用してみました。時間がない共働き家庭でも利用しやすいサービスなのかどうか、また使いたいと思える価格なのか。リポートします。

【DUAL的最新便利サービス 特集】
第1回 妻と夫の“共働きイライラ解消”アプリ6選
第2回 掃除代行3社を使ってみた 妻の精神的負担が軽減
第3回 シッター2社をトライ 3時間で保育園迎え・見守り
第4回 洗濯サービスに丸投げしたら洗って畳んで戻ってきた ←今回はココ
第5回 仕事着コーディネートをプロに外注したらときめいた
第6回 教育タブレットをお試し!共働き家庭のお助けツール

子どもと寝落ちしてから起き出して洗濯…はつらい

 家事の中で、「たまには誰かに代わってもらいたいね」と夫婦で話すのが洗濯だ。わが家は洗濯から乾燥までを全自動にしていない。平日夜、洗濯機をスイッチONして干すのは夫。天気の良い日はベランダに干し、帰宅後に畳んで、しまうのが妻(私)、という分担になっている(休日は私がメーン)。

 しかし冬の間と、雨が降る季節は本当に困る。部屋干しだけでは乾ききらないので乾燥機を使うことになるのだが、極力部屋干しをして乾燥機の時間を短くしたいと思っているため、乾燥機をかけるのは帰宅後。すると、終わるのは夕食後。子どもをお風呂に入れて寝かしつける時間があるため、畳んでタンスやクローゼットにしまうのは、子どもと一緒に寝落ちしてから復活した後の24時になることもしばしば。

 できれば、何も気にせず眠ってしまいたい……。というわけで今回は「洗濯代行サービス」を“抜き打ち”で申し込んでみることにした。

 洗濯代行サービス自体は、10年ほど前から急増している。基本はインターネットや電話で注文すると、専用バッグやボックスが用意され、自宅に届くのでそこに着用済みの衣類を入れて送り返すもしくは集荷してもらうというシステム。仕上がり日は代行会社によりまちまちだが、都心23区内の場合、申し込み当日集荷、翌日配送のところも少なくない。それどころか洗濯物を預けたその日にきれいになって戻してくれる会社もある。

 いくつか紹介しよう。

<次ページからの内容>
・代表的な3社のサービスを一覧表に
・アイロンがけまでしてくれる!? 当日仕上がるサービスも!
・ずぼらで専用バッグを受け取り損ねました
・朝5時に申し込んだら、8時に引き取りに!
・キレイに畳んである幸せをかみしめる。息子と話せる時間と心のゆとりも
・息子の泥だらけの靴下の仕上がりは…?
・DUALお薦めの利用法は「大人の服だけ出す」か「2日ぶんまとめて出す」
・使ってみて感じたお手軽度、良かった点、残念な点