③【nohana】クラウドで共有すれば月1回、無料でフォトブックが

撮った写真は誰がまとめる?

 実は毎年、息子の誕生日直後に「0歳の記録」「1歳の記録」と某社サービスを使って分厚いフォトブックを作り続けている。しかしそこには、夫が撮った写真はかなり少ない。なぜなら、いくらクラウドで共有していても、それを自分のスマホにダウンロードして、そこからさらにPCに保存して、カメラで撮影した写真と合わせて……といったことをする時間がないからだ。自分のスマホで撮った写真はバックアップの意味でもPCや外付けハードディスクに保存するのだが、そこに夫の分まで入れるゆとりがない(ずぼらだから)。

 すると完成したフォトブックを見て「俺が撮った写真はフォトブックに、あんまり、入ってないんだね…」と下を向く夫。「……なぜ私がいちいちあなたが撮った写真を自分のPCに取り込んで、フォトブック化しなければならないわけ?」とプチイライラしていたのだが、それなら共有した写真をダイレクトにフォトブック化できればいいのでは? しかも写真は自動で選んでくれて、センスが良ければなおいい。

登録してスマホの写真へのアクセスを許可すれば、アルバムに追加できる。1回にアップロードできるのは21枚。写真へのアクセス条件によるがクラウド上の写真も簡単にアップロードできる(左、中央)。アップロードすると即時、フォトブックが作られる。名称は変更可能(右)
登録してスマホの写真へのアクセスを許可すれば、アルバムに追加できる。1回にアップロードできるのは21枚。写真へのアクセス条件によるがクラウド上の写真も簡単にアップロードできる(左、中央)。アップロードすると即時、フォトブックが作られる。名称は変更可能(右)

 そんな要望に応えるのが「nohana(ノハナ)」。アプリをダウンロードして写真をアップロードした瞬間から、ノハナがフォトブックを自動編集し始める。シェアするにはグループに家族を招待するだけ。SMSメッセージが配信されるので、登録したらお互いに写真をどんどん追加。1回にアップロードできるのは21枚ずつながら、容量は無制限。

フォトブックのサイズは14cm×14cm、厚さは約2mm。無料ながら28ページ(表紙/タイトル/写真20ページ/奥付/裏表紙含む)というボリュームがあるのも魅力
フォトブックのサイズは14cm×14cm、厚さは約2mm。無料ながら28ページ(表紙/タイトル/写真20ページ/奥付/裏表紙含む)というボリュームがあるのも魅力

 しかも月に1回、フォトブックを無料(別途送料216円)で手にできるのだ。無料分を利用した後も、次の無料権を取得するまでのフォトブック料金は税込み540円+送料ととても安いアプリからダイレクトに別の住所を指定してフォトブックを送ることもできるので、月に1回、自分たちの親に孫写真を届けることもできる

 わが家では、ゴールデンウイーク中、義実家に帰省した際の写真を早速フォトブックにしてプレゼントしようと話している。

● 男性編集者コメント

写真を撮るのはいいのですが、まとめたり、現像してアルバムにしたりするのは本当に面倒ですよね。私の心の中にある「やろうと思っていることリスト」の常連です。それを自動でまとめてくれる上、1冊のアルバムとして郵送してくれるなんて、まさに夢のようなアプリだと思います。