充実した仕事も、幸せな家庭も、キッチンから始まる

 「子どもを育てるにあたって、『食』は大切にしたい、という思いはずっとありました」

 シンプルだけど温かみのある北欧モダンのインテリアに、清潔感あふれる白を基調としたキッチン。そこは2人の子どもたちを育んでいく巣であり、“基地”でもある――。

 「家の新築を決めたとき、ビルトインタイプのフロントオープン式食洗機を入れるのは、私の中での最優先事項でした」と語るのは、田中裕美子さん。田中家は約2年前に都内に自宅を新築。動線も完璧に考え抜いて作られたシンクの隣には、ミーレの食洗機がすっきりと美しく収まっています。

2人の子どもの母として、パラレルキャリアの実践者として多忙な日々を送る田中裕美子さん。その“拠点”となるのがこだわり抜いて作ったキッチン
2人の子どもの母として、パラレルキャリアの実践者として多忙な日々を送る田中裕美子さん。その“拠点”となるのがこだわり抜いて作ったキッチン

60cm幅の食洗機は、「白」を基調にしたキッチンに溶け込んでいます
60cm幅の食洗機は、「白」を基調にしたキッチンに溶け込んでいます

ミーレの食洗機はシンク横にあるので、使った食器の収容も気軽にできます
ミーレの食洗機はシンク横にあるので、使った食器の収容も気軽にできます

小学生の長男と保育園児の長女を寝かしつけた後は、仕事や自己研鑽の時間をしっかり確保できることが多くなったとか
小学生の長男と保育園児の長女を寝かしつけた後は、仕事や自己研鑽の時間をしっかり確保できることが多くなったとか

 田中さんは、小学生の長男と、保育園児の長女を持つ多忙なワーママ。本業に加えて、パラレルキャリア(副業)で「コーポレートコンシェルジュ」という日本に上陸したばかりのサービスのブランディングにも取り組み、週5日フルタイムで働いています。コーポレートコンシェルジュとは、ホテルにいるようなコンシェルジュが顧客企業に常駐し、忙しい社員に代わって「通勤途中で靴のヒールが禿げたので直したい」「子どもの習い事を探してほしい」などのプライベートな雑務を引き受けるサービスだそう。

 「特に働くお母さん方は、何から何まで全部自分でやらなければと思いがちですが、そのことが原因でカリカリしてしまうのは、逆効果。だったら家事でも育児でも、任せられるところは任せたらいいと思うんです」(田中さん)

 田中家も例外ではありません。仕事が忙しいのは、パパも同じ。朝6時半には出勤して、深夜まで帰ってこないことも多いそうです。「ゴミ出し」はパパの担当ですが、そのほかの平日の家事・育児は田中さんが一手に引き受けています。「家を新築する以前は、手洗いでした。帰宅後の夜の育児・家事はやらなくてはならないことがたくさんあり、いつも時間が足りない状態。食器洗いに時間を取られるのが、とにかくストレスでした」と田中さんは振り返ります。

 「食洗機を使うようになってから、一緒に遊んだり、宿題を見たり、子どもと過ごす時間は確実に増えました」。子どもを21時ごろに寝かしつけてから自宅で仕事をすることもあるという田中さん。一緒に“寝落ち”せずに何とか踏ん張って起き上がると、キッチンでは食洗機が頼もしく働いてくれています。「以前は、シンクに皿が積み上がっていて、本当に救われない気持ちになることもありましたが、今はあと少しだけ頑張ろうという気持ちになれます」。

積極的な“アウトソース”で、ゆとりが持てるように

 食洗機は実家にあったため、ずっと欲しいと思っていた田中さん。オーダーキッチンのショールームで「ミーレなら間違いないですよ」と勧められて決めたといいます。平日は、家族4人が1日に使った食器を全部まとめて夕食後に洗っています。「フライパンなどの調理器具も余裕で入るのがとても助かります。油汚れの残りやすい料理も躊躇なく作れますし、もう手洗いには絶対に戻れません」。また、友人や両親を招いてホームパーティをする機会も増えたそう。大人8人ぐらいの集まりなら、使った食器を一度に洗えるといいます。

 「脚つきのワイングラスを安定して入れられるのもよいですね。ワインが好きで、たまに子どもが寝てから1人で飲むことがありますが、ミーレの食洗機ってワイングラスが文字通り『ピカピカ』になるんですよ。だから、グラスを分けて白と赤を飲もうかなとか、いろいろ楽しむ気持ちの余裕ができて、それがストレス解消になっています」(田中さん)。

 「家事に追われる」日々から「豊かな時間をつくる」生活へシフトした田中さん。「精神的にも時間的にも余裕は生まれました。ママがカリカリしないことって家族のためにも大切だと思っています。子どもはやはりママの精神状態を敏感に感じ取りますから」。仕事の上でもいい影響が出ているようです。「時間に追われていると、そもそも『考える時間』がなかなか取れないですが、今後のキャリアについてなど自分自身のことを考える時間も増えましたね」

 ちなみに、週末の食器洗いはパパの担当。パパにも「心のゆとり」をもたらしたようです。「手洗い時代はいつも不機嫌な顔でしたが、今は穏やかな顔でしてくれます(笑)。使い方が簡単なので、そろそろ息子にも“お手伝い”をしてもらおうかな」(田中さん)

        ※          ※          ※

 田中さん同様、「新築と同時に」というタイミングで、キッチンにミーレの食洗機を導入するご家庭が、じわじわと増えています。皆さん、「手間のかかる家事が1つ減るだけで、こんなに余裕ができるなんて!」「長年、悩まされていた手荒れが大きく改善しました」「長年、守られなかった結婚時の約束である『食器洗いは夫の仕事』がついに、履行されました!」…などなど、とりわけ「ママ」たちにもたらすプラスの効果は大きいようです。

 「自宅を建てて22年、経ちました。さすがに経年劣化が避けられず、数年前に外装をし直しました。家電も買い替えが相次ぎ、どれも『今、何代目だろう?』という状況です。しかしこの22年間、変わらないものが1つだけ、あります。それが、ミーレの食洗機」(東京都・50代)

 例えばミーレでは食洗機は「20年使う」ことを前提とした、堅牢性の高い素材選びや製品設計、そして様々なテストを経て製造・出荷されます。この方のように、20年を超えて使っている方も決して珍しくない。長く使える食洗機を手に入れるのは、「長く続く、ゆとりある暮らし」を手にするのと“同義”なのかもしれませんね。