モデル＆女優 佐藤康恵さんインタビュー（上）出産してから、自分勝手な思い込みや、視野の狭さがなくなりました
―― 前よりも柔軟になったという感じでしょうか。
佐藤 そうなんです！ 昔は考え方が狭くて、「こういう芝居はダメ」「クライアントの要望に応えられなかったらどうしよう」と、勝手に思い込んでるところがあったんですよね。それが今は、「こういう表現もあるよね」「怒られたって別にいいじゃない」と、思えるようになった。それは‘母の強さ’かもしれません。
芸能界って仕事の現場では年上の男性が多くて、昔は「どう接したらいいんだろう」と悩んだり、萎縮していたりしたこともありました。でも母親になったら「みんな、女の人から生まれてきたんだなあ」と思ったら、怒っているしぐさもかわいく見えてきちゃって（笑）。そういう変化が、心のゆとりになっているんだと思います。
まもなく2歳になる長男の瑠翔くんと。最近は「はたらくくるま」が大好きです
（取材・文／工藤花衣 撮影／花井智子）
「習い事で子どもの能力を伸ばしたい。新たな才能を発見したい」－－。こんな期待を胸に、これから何かを始めさせようとしている親も、すでに習わせている親も多いでしょう。ただ、どんな習い事も子どもの成長につながるとは限りません。どのような習い事が子どもを伸ばすのか。親はどんなサポートをすればいいのか。なかなか芽が出ない場合は、いつ、どんなタイミングでやめる判断をすればいいのか。習い事にかける時間もお金も有限なだけに、「正しい選択」が何なのか迷ってしまう人もいるかもしれません。本特集では、習い事に関して親が持ちがちな悩みについて、専門家や先輩親を徹底取材。親子がつまずかず、子どもを本質的な成長に導く習い事との向き合い方を考えていきます。
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