2人目妊娠、どの段階で報告した?
2人目以降の妊娠。どのタイミングでどんなふうに職場に報告したのか、読者アンケートで聞いてみました。
妊娠検査薬で陽性が出た段階で伝えた、というママがいました。「復職して1カ月後に妊娠が発覚。復職直後は仕事の負担を軽くして、慣れてきたら通常の仕事量になる予定だったので、仕事のプランを早く変えてもらうためにも検査薬で陽性反応が出た時点(病院で診てもらう前)に伝えた」「1人目の妊娠時、初期に切迫流産で入院したということもあり、用心のため、妊娠検査薬で分かった時点で直属の上司1人にのみ伝えた」
とりわけ多かった回答は、「病院で妊娠が確定してすぐ」に直属の上司へ、「安定期に入ってから」同僚や社内全体に、というパターン。「直属の上司には、判明したとほぼ同時に、個人面談があったので報告。チームへは、安定期に入ってから。なるべく一人ひとりに直接、挨拶と報告をしました」「重いものを運ぶことがある仕事だったので、心拍確認後に直属の上司にだけ報告しました」「心拍確認後すぐに上司に伝えた。同僚には安定期に入ってから伝えた。2歳差のため、復職してあまり経たない時期の妊娠となり、嫌みなどを言われたが、会社は自分の生活のすべてではないと割り切って流した」「直属の上司には妊娠が分かってすぐ、それ以外は安定期に入ってから伝えました。1人目のときには妊娠2カ月なのに、直属の上司がみんなに公表してしまったため、2人目のときはしっかり口止めしました!」
一方、妊娠中は体調を崩すなどの可能性も高まるため、同僚にも早めに伝えるべき、という意見も寄せられました。「直属の上司だけには、妊娠3カ月くらいで報告していたが、全社的には、安定期に入ってから報告するつもりだった。切迫流産で急きょ入院することになり、妊娠の報告と休暇の報告が同時になってしまい、会社には迷惑をかけてしまった」「妊娠中は急に体調が悪くなったりして、いつ入院になるとも限らない。心拍が確認できても、安定期に入ったとされても、『いつも通り変わらず健康に働ける』保証はないと思う。全社的に報告する必要はないけれど、万が一のときにしわ寄せが行く範囲の人には、知らせておくべきだと思った」
また、安定期に入ってからの報告では、つわりの時期に周囲に理由が分かってもらえずつらい、というママの意見も。「それまでに初期流産を2回経験しており、安定期に入るまでは公表したくなかったけれど、つわりで仕事がしにくくなるのは安定期に入る前なので、周りに話したいけど話せないジレンマに悩まされた。定期的に飲みに誘ってくる先輩がいて、毎回必ずと言っていいほど参加していたので、公表するまでの間どうやって断ろうか悩んだ」
安定期まで同僚には言っていなかったが「ばれていた」というケースも。「妊娠初期に職場での飲み会があったため、普段はお酒大好きの私が一切アルコールを口にしないことで予定日が分かる前に上司や部内の一部の人には妊娠が分かってしまった」「同僚には安定期に入ってから報告しましたが、おなかが大きくなるのが早く、報告する前からみんな分かっていました」
次ページからは、育休中や復帰後すぐに次の妊娠が分かったというママの経験談をお伝えします。