鉄則4・カメラを固定して自撮り

 写真ならば手を伸ばせば何とかなる“自撮り”が、動画になったとたん難易度が増す。スチルではシャッターを押す瞬間だけ、絵が決まっていればいいが、動画はそういうわけにはいかない。手ぶれが激しいと、見るだけで車酔いのような症状になる。

 スマホを固定すれば解決するが、スマホに使える三脚はなかなか見つからない。しかし、代わりになるグッズが存在している。

 スマートホンフォルダーなどの名前で売られている商品で、本体をテーブルなどに挟んで固定する部分、フレキシブルなアーム、スマホを保持する部分から成っている。確実で便利なものだが、少々かさばるのが難点だ。

 実はもっと手軽に身近なもので代用できる。例えば、100円ショップなどで目にする大きめのピンチが使える。スマホのサイズにもよるが、保持する部分を開いたとき、スマホの横幅より大きければ問題ない。

 これならかさばらないので、持ち運びも便利だ。似たようなものを自作もできそうだ。カメラと違ってスマホ自体が軽いため、それほどがっちりしたものでなくても、用を足せるからである。

 カメラを固定したら、自らレンズの前に出て何かアクションする。慣れないと動きがぎこちなくなるか、または固まってしまうかもしれない。赤ちゃんをあやすなどすれば、自然な状況の絵が撮れる。スチルの記念写真は頼むのは気軽だが、動画となるとそうはいかない。この手のグッズを用意しておくと、いざというときに力を発揮する。

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