また、3つ目の「文字」タブを開くと、こうした渋滞や規制についてより詳しく解説した文字情報を参照することが可能です。

 例えば、「簡易図」では緑色で一くくりにされている「その他」の区間では、場所によって清掃作業による車線規制であったり、雨や雪による速度規制が実施されていたりと、規制の内容が異なります。「文字」タブを開けば、こうした規制の詳細も把握できます。

「文字」タブでは、渋滞や規制の情報がより詳細に解説されています
「文字」タブでは、渋滞や規制の情報がより詳細に解説されています

 3つの表示モードを切り替えられるのが、渋滞ナビの便利なところ。走行中は「マップ」モードを開いてダッシュボードに固定しておけば、渋滞区間を表示するカーナビアプリのように使えます。

 それに、出かける前やサービスエリアでの休憩中に「簡易図」や「文字」のタブで目的地までの道路状況をチェックしておけば、渋滞の手前で高速道路を降りて、その区間だけ一般道を通る、といった判断の材料にもなります。

 渋滞では時間を浪費するのも困りますが、追突など事故のリスクも増えてしまいます。渋滞ナビで道路状況を事前に把握して、なるべく危険から遠ざかりつつ、行楽シーズンを楽しみましょう!

(文/松村武宏)