両親との関係が、自分の生き方・性格などにもたらした影響

円滑な人間関係を構築することが常に難しく、自分に自信を持てない。高校生の頃から自殺念慮があり20代では鬱を診断された。

・学歴主義になってしまったこと。自分の子どもにも、学歴を強要してしまいそう…

・思春期のころ母の姉に容姿や能力を執拗に否定され、その場にいる母はその言動を否定し子どもを庇うどころか姉に同意し、子どもの容姿や成績を馬鹿にすることが多々ありました。成績に関する罵倒に対しては最終的に彼女らより偏差値が遥か上の学校を卒業することで自信を取り戻しましたが、容姿に関しては必要以上のコンプレックスがあります。夫に可愛いと言われても、どう対応して良いかわからず、褒め言葉まで否定したり、くってかかってしまいます。褒められ慣れてないから、仕事で褒められた時も素直にありがとうとは言えず、大したことないポーズを取ったり、話題をはぐらかしてしまいます。褒めてくれた相手に失礼だとわかってるんですが。

・自分を押し殺していたため、嫌なことを嫌と言えず、その後の人間関係でも(相手にどう思われるかを気にするあまり)常に相手と対等な立場に立てなかったと思う。

人間は皆嫌なやつだと思っている。優しさを素直に受け取れない。自分がダメな子だと思っている。私の子供がとても育てやすい子供で「なんで私にこんないい子がうまれてきたんだろう」と言ったら、夫に逆になんでそんなこと思うのと言われて、母の影響を感じてぞっとした。自分の子が男子でよかった。女子だったら母と同じことを繰り返してしまいそう。

・母親からは虐待され、両親の仲も悪かったので、無邪気で「幸せな子ども時代」を過ごした記憶がない。写真を見ても、4歳の時にはもう表情が暗い。初めて「いなくなりたい」と思ったのは7歳の時で、結婚し子どもを授かった今も長生きしたいとは全く思わない。

・母があまりにもネガティヴなことしか言わない人だったため、自分はそうはならないようにしようと、ポジティブな性格になりました。

人の顔色を見て生きるようになったと感じる。福祉・支援系の仕事に生かされているのでプラスかもしれないが、子どもの気持ちも必要以上にくみ取ろうとしてしまうことがある。

自分で物事を決められない、決断できない事が多く、生き方に自信が持てない。

「見捨てられ恐怖」になった。そのせいで、結婚相手には、「初めから私を好きではない人」を選んだ。なぜなら、好いてくれていた人に嫌われるのが何よりも嫌だから。今は夫との関係は良くないが、幸せに生きてはいる。だが、今から何の制限もなく本当に好きな人と結婚できるとしても、いまだに怖くてできない。

消極的で引っ込み思案な部分があり、目上の人や上司の言うことに取り敢えず従ってしまいます。もしくは、相談せずに勝手に進めてしまう。相談すると対立してしまうという恐怖感からの逃げです。マイナス思考で行動ができない。他人の悪口を吹き込まれたので、「目立つ行動をしたら自分も陰で悪口を言われるかも」と恐怖があり、行動をやめてしまう。

・なんでも否定されるために自己肯定感が歪んでしまったので、無条件の肯定を求めてずいぶんダメンズにひっかかりました。自分を自分として認めるのに30代までかかりました。

幸せになってはいけないと思っているところ。

・子どものころにあげた母へのプレゼントで喜んでもらった印象がない。悪気はないと思うが気持ちだけでいいと言われていたので、気持ちだけのゴミのようなものは本当にいらないんだろうなと思っていた。今でもプレゼントをするときは兄弟で相談して合同で高価なもの。花嫁の手紙のことを「茶番」という母なので、私も冷静で排他的なところはあると思う。

・社会人になってから、反抗期になった。

・父親が性的欲求の強い人だったので、男性に対していいイメージが持てず、深い交際ができなかった。また、酒グセも悪かったので、お酒を飲まない人が結婚の条件だった。

・大事にされたり、気持ちを尊重されたことがないせいか、いつも心のどこかで自分は生きていてはいけない気持ちがあります。

・結婚が怖かった。母との関係が苦痛だったので子供を身ごもった時、もしもお腹の子が女の子だったら同じことを自分も繰り返すのではと恐ろしくてたまらなかった。

・マイナスの影響、すごく感じます。出産して子育てをしている時、「この子が風邪ひいたら、お母さんに怒られる」と思っていました。子供が小さい時に「なんでもいいからお母さんの言うことを聞きなさい!」と怒っていて、夫から「そんな怒り方をしていたら、この子は親に何も言えない子になってしまう」と言われ、ハッとしました。

・ハグや手を繋ぐなどの記憶がない。スキンシップが無かったからか、自分の恋愛経験も遅かった。

・常に殴られて育ったのでとにかく殴られまいとして何が正しいのかが分からず育った。他人を思いやるということがあまり理解できないまま育ったので今子育てに苦労している。自己肯定感がなく承認欲求が高いので、他人に依存しがち。