ママやパパがやっているお仕事ってどんなこと? どこでやっているの? そんな子どもの疑問に応え、社会に触れるきっかけとなるのが工場見学や職場体験ができる施設。それが自分の住んでいる地域の身近な会社でできたらいいですね。

 2017年3月、子育てしやすい街として人気の武蔵小杉にあるマンション販売センターが、地元保育園を社会科見学に招待しました。お散歩を兼ねて出かけたのは2~3才の園児10人です。初めて足を踏み入れるモデルルーム。大人の世界に触れた子どもたちはどんなことを感じたのでしょうか。密着レポートをお送りします。

マンションの販売センターが子どもたちを招待

 「おはようございます!」 かわいい声と共に、2列に並んだ子どもたちが到着しました。いつもとは違うお散歩にワクワクした表情。目もキラキラ輝いています。

 今回、園児たちを招待したのは、武蔵小杉駅近くにある「パークタワー武蔵小杉 ザ ガーデン」の販売センター。三井不動産レジデンシャルが打ち出す「ママスマイルモデルルーム」のひとつとして、子ども連れへのやさしがあふれた販売センターです。地元住民にも門戸を開いていることも特徴のひとつ。ゆったりとしたカフェやワークショップルームを併設し、ベビーカーを押す地元ママたちの憩いの場として親しまれています。

地域の保育園の2~3才児10名が参加。お土産を手に記念撮影!
地域の保育園の2~3才児10名が参加。お土産を手に記念撮影!

いつもは公園へ行くお散歩だけれど、今日は大人の世界にやってきました。わくわく?不安?いろいろな表情
いつもは公園へ行くお散歩だけれど、今日は大人の世界にやってきました。わくわく?不安?いろいろな表情

ようこそ! モデルルームへ 社会科見学がスタート

 小さなお客様を出迎えたのは、三井不動産レジデンシャルの山本洋介さん。「ママスマイルモデルルーム」の発案者で、今回の社会科見学の仕掛け人です。「この街で生まれ育った子どもたちに、もっと地域のことを知ってもらうきっかけになれば」という思いから、子どもたちを招待したのだそう。

 「みんなはモデルルームって行ったことあるかな? 私たちは、おうちを作ったり、売ったりして、街をつくるお仕事をしています。モデルルームは、私たちが作ったおうちの見本です。今日は、モデルルームがどんなところか、皆はどんな街に住んでいるのか、見てみようね」。

 さあ、初めての社会科見学のスタートです!

販売センターの廊下には武蔵小杉や川崎の街にちなんだディスプレイが。子どもたちは「あっ、南部線!」、「これ知ってる」と見逃しません
販売センターの廊下には武蔵小杉や川崎の街にちなんだディスプレイが。子どもたちは「あっ、南部線!」、「これ知ってる」と見逃しません